ピアノ教室は高額なイメージがあるかもしれませんが、実際の月謝はどのくらいなのか気になりませんか?
実際に子供をピアノ教室に通わせている親御さんの体験談を載せますのでご参考ください。
ピアノ教室の月謝(体験談)
パターン①月謝6000円(大阪府:個人教室に週1)子供6歳
月謝には施設維持費500円と年間9000円の発表会費、2000円の教材費がかかります。
出張レッスンでは施設費の代わりに1000円の出張費と駐車料金が必要です。
個人レッスンなので個々に合わせた指導が受けられ、コストパフォーマンスは高いと思います。
振替レッスンも可能で月謝の無駄がありません。
出張レッスンでは実質500円上乗せされますが駐車場が必要です。
うちでは集合住宅で駐車場がないため、駐車料金がかかりコスト的に断念しています。
パターン②月謝10000円(東京都:大手教室に週1)子供8歳
月謝以外に年間で教材費や発表会、先生へのお礼(お菓子)などで約5万円かかっています。
レッスン内容はもう少ししてくれてもいいかなと思うことも時折ありますが、今のレッスンレベルだから子供が嫌がらずに続けているのだろうとも感じています。
将来、子供が趣味として楽しんでくれることを期待して習わせました。
音楽大学に行きたいとなったらこの費用だけでは足りないかもしれませんが、先生がうまく褒めてくれて自信をつけてくれるので、娘がピアノをやめたいと思う日までレッスンを続けてもらいたいです。
その日ができるだけ遠くにあることを今は切に願っています。
パターン③月謝5000円(埼玉県:個人教室に週1)子供8歳
「子供が絶対音感を身につけると楽しいだろうな」と思って、ピアノを習わせたいと思いました。
たくさんの大手ピアノ教室がありましたが、選んだのは幼稚園の友達が通っている小さな個人教室です。
子供は個別指導を受けているため、私は練習の様子を見ることはできませんでした。
しかし先生が一対一で丁寧に教えてくれたおかげで、子供はレッスンを嫌がることはありませんでした。
最初は自宅での練習のためにピアノを購入しようかと思いましたが、先生から「数年続けてからで十分」と助言されたので、購入は見送りました。
その後、これが正しい判断だったとわかりました。
先生が教材も提供してくれており、その費用は月謝に含まれていました。
もしもう少し続けていたら、発表会の衣装代や楽譜、さらにはピアノの購入費用などかなりの出費がかかったことでしょう。
最初は覚悟を決めていましたが、男の子がピアノを続けることに周囲からの差別的な言葉が出始め、小学校に上がった直後にピアノをやめてしまいました。
その後「高校生になってからでも続けてればよかった」と本人も後悔しています。
パターン④月謝5000円(東京都:個人教室に週1)子供9歳
子供が小学3年生の頃からピアノを習い始めました。
月謝は月4回で6,000円で、教材費は別途必要でした。
近所の個人のピアノ教室で生徒は10人ほど。発表会もその先生の家で行われました。
ピアノはグランドピアノで、広い部屋でレッスンを受けられたので、費用はそれほど高くありませんでした。
先生は発表会以外にも子供たちを集めてキッチンでケーキ作りをしたり、いろんな楽しいイベントを企画してくれて、子供たちも楽しんでいました。
中学に入ると月謝が7,000円に上がり、勉強も忙しくなったのでピアノをやめました。
始めたのが遅く、上手くなるまでには時間がかかりましたが、エリーゼのためになど初級程度の曲は弾けるようになりました。
将来、子供が幼稚園や保育士になりたいと思っても、この程度のピアノスキルで十分役立つと思います。良い経験になりました。
パターン⑤月謝6000円(京都府:個人教室に週1)子供5歳
ピアノ教室には個人の先生や大手教室がありますが、料金はバラバラです。
個人の場合、月謝は6,000円から8,000円ほど。大手の場合は約6,000円でグループレッスンが主流ですが、そこにはスクールバッグや教材費、施設利用料が含まれることもあります。
個人の教室の方が全体的に費用が抑えられる傾向がありますが、先生のレベルによって価格が変わることも。
月謝は一律ではなく、幼児なら約6,000円、小学生なら約7,000円と段階別になっています。また、教材費は月謝にプラスして約1,000円、年間で約3,000円かかることもあります。さらに発表会には約8,000円の費用がかかり、先生へのお礼も含めると約10,000円が必要です。
ピアノは練習が肝心で、良い先生がいても練習しないと月謝が無駄になります。
教室を選ぶ際には、子供と先生の相性や教室の雰囲気を見極めることが大切です。
パターン⑥月謝10800円(和歌山県:個人教室に週1)子供9歳
私は個人のピアノ教室に通わせています。
月謝の他に1冊1,000円ほどの教材代が必要で、今は4冊の教材を使っています。
発表会やコンクールに参加するときには都度参加費が必要で、舞台に立つ際には衣装や靴も必要になります。つまり、月謝以外にも様々な費用がかかります。
レッスンを始めてから1年半が経ち、週1回のレッスンで代表的な教材「ブルグミュラー」の半分まで進みました。
4年生になった子供は学校の音楽の授業で楽譜の読み方や音符の意味を学んでいるようですが、これに関しては完璧に理解しており、成績にも反映されています。
具体的に言うと音楽の成績が全てA評価でした。
成績だけでなく、レッスンで課題を受けて家での練習も続けることで、問題解決のためのルーティン・練習する癖を身につけました。これが学業でも大いに役立っています。
漢字の苦手も少しずつ克服して成績も向上中です。
月謝以外の費用や自宅での練習、親の負担はありますが、音楽だけでなく教育全般において大きな成果を感じています。
パターン⑦月謝5000円(香川県:個人教室に週1)子供5歳
近所に住む元ピアノ講師から、通常よりも手頃な価格で娘にレッスンをして下さりました。
料金は4回で5,000円で他の場所と比べて高いのか安いのかはっきりしませんでしたが、ただ、毎回30分のレッスンは娘にとって楽しい時間だったようです。
このピアノのレッスンを受けるようになってから、娘は自主的に毎日練習するようになり、ピアノが大好きになりました。
将来のことを考えて幼い頃からピアノに親しんでもらいたいと思っていたので、この手頃な月謝でピアノ好きになってくれたことはとても意義深いと思っています。
現在の先生は引退することになり、来月からは別の先生に通うことになります。
月謝は7,000円になりますが、子供に合った先生であることを期待しています。
パターン⑧月謝8000円(神奈川県:個人教室に週1)子供6歳
姉がピアノ講師で、その縁で大学で幼児教育を教える先生の自宅で個人レッスンを受けています。
送迎には車を使っており、片道15分かかります。
ピアノの学びを本格的にするために、40万円ほどの中古の茶色いアップライトピアノを祖父に購入してもらいました。
幼い頃からこのピアノで本物のタッチや音色を感じられるようにと思ったからです。
普通のピアノ教室と違い、先生はレッスン内容を子供の興味ややりたいことに合わせて柔軟に変えてくれます。
次の生徒がくるまでの1時間半が子供のレッスン時間です。
月謝は高めですが、子供の感情やレベルにフィットした楽しいレッスンを提供してくれるので、全体として高額ではないと感じています。
ただし、子供の進歩がゆっくりしているのは気になります。
もしかしたら他の教室ならもっと進んでいたのかもしれないと思うこともあります。
ただ、先生は子供たちが音楽を嫌いにならないよう、楽しみながら音楽を学ぶことを重要視しており、私たちはそれを信じています。
大手教室と個人教室で月謝の相場が違う
大手のピアノ教室(ヤマハピアノ教室や河合ピアノ教室など)と個人教室では費用が違います。
大手の場合、月謝は通常7,000円から1万円ほどですが、個人の教室では4,000円から6,000円が相場のようです。
また、ピアノ教室には月謝以外にもお金がかかります。
教材代(テキストや楽譜)や発表会の費用など、月謝以外にも支出があるので注意が必要です。
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