なぜ「たけのこの里」の方が人気なのか?|好きな理由や良いところを紹介

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CHOCOLATE

チョコレート・ライブラリ

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チョコに関するあらゆる知識をひとつのページにまとめました。
チョコレートという食品の全体像をチェックできる総合ガイドです。

目次

たけのこの里の人気

長年にわたって愛され続ける「たけのこの里」ですが、実際にどれくらいの支持を集めているのでしょうか。ここでは調査データに基づいて、その人気の実態を見ていきます。

アンケート調査で分かる支持率

調査したメディアmacaroni(料理・グルメのWebメディア)
調査期間2021年9月17日〜9月29日
対象macaroni読者(20〜60代の男女)
回答者数415名
結果たけのこの里派275名(66.3%)/きのこの山派140名(33.7%)

2021年9月に料理メディア「macaroni」が読者415名に行ったアンケートでは、66.3%にあたる275名が「たけのこの里」派と答えました。「きのこの山」派は140名(33.7%)で、およそ3人に2人が「たけのこの里」を選んだことになります。

記事では、たけのこの里派の理由として「クッキー部分がおいしい」という声が多く紹介されています。読者を対象にしたアンケートのため全国の傾向をそのまま表すものではありませんが、たけのこの里の人気の高さがうかがえます。

参考:たけのこの里 vs きのこの山、結局多いのはどっち派?夢の合体バージョンも誕生!?|macaroni

データから読み取れること

  • 読者アンケートで約3人に2人が支持
  • 一時的なブームではない安定した人気
  • 幅広い年齢層からの支持

ただし、明治の国民総選挙では、2018年はたけのこ党、2019年は新きのこ党が勝っています。たけのこの里の人気は根強いものの、きのこの山にも多くのファンがいることが分かります。

「たけのこの里」と「きのこの山」の食感の違い

たけのこの里が多くの人に選ばれる理由として、その独特な食感があります。ここでは食感を生み出す仕組みについて解説します。

生地の種類の違い

生地の種類使用商品特徴
クッキー生地たけのこの里やわらかく厚みがある
クラッカー生地きのこの山パリッと硬い

たけのこの里に使われているのはクッキー生地です。一方、きのこの山はクラッカー生地を採用しています。この違いは単なる名称の問題ではなく、実際に食べたときの感覚を大きく左右します。

参考:商品一覧|きのこの山・たけのこの里|株式会社 明治

クッキー生地は、クラッカー生地よりもほろほろと崩れやすいのが特徴です。崩れた生地はチョコレートと混ざりやすく、甘さや香りを感じやすくなります。

生地の厚みの違い

たけのこの里は、たけのこの形をしたチョコの下に、厚みのあるクッキー生地が付いています。軽い口当たりのクラッカーとは違い、しっかりとした噛みごたえがあります。

しっかり噛んで食べるため、「食べている」という実感が得られやすいのも特徴です。

たけのこの里の食感がもたらす満足感

  • やわらかさによる味の広がりやすさ
  • 厚みによる食べごたえ
  • チョコとクッキーが混ざり合う一体感

これらの要素が組み合わさることで、一粒食べただけで複数の感覚が刺激されます。単に「おいしい」だけでなく、「食べた」という充足感を得られる仕組みになっています。

たけのこの里のチョコレート

  • 2層構造による味の変化
  • まろやかさと香りを重ねた味わい
  • クッキー生地との一体感

たけのこの里はこれらの要素が組み合わさって、単なる甘いお菓子ではない、奥行きのある味わいを実現しています。

2層構造のチョコレート

導入した年2003年
組み合わせ味わいまろやかなチョコ+香り豊かなチョコ
対象きのこの山・たけのこの里の両方

たけのこの里の魅力は食感だけではありません。チョコレート部分にも緻密な工夫が施されています。

明治のヒストリーによると、2003年に「きのこの山」「たけのこの里」はともに、味わいまろやかなチョコと香り豊かなチョコの2層構造になりました。

参考:ヒストリー|きのこの山・たけのこの里|株式会社 明治

2種類のチョコを重ねているため、一粒の中でまろやかさと香りの両方を味わえます。

味の変化がもたらす効果

一口の中で味わいに変化があるため、最後まで飽きずに食べ進めやすくなっています。

単調な味ではなく、時間とともに変わる味わいを楽しめるわけです。

クッキー生地との調和

やわらかいクッキー生地はチョコレートと混ざりやすい性質を持っています。噛み進めていくうちに、チョコレートとクッキーが口の中で一体化し、調和のとれた一つの味になっていきます。

一方のきのこの山は、パリッとしたクラッカー生地を使っているため、チョコレートと分離して感じられることがあります。一体感のある味わいを好む人にとっては、たけのこの里の方が魅力的に感じられるようです。

たけのこの里の進化の歴史

  • 時代に合わせた味の調整
  • パッケージの現代化
  • 新規ファンの獲得

発売から長い年月が経っても、常に改良を重ねる姿勢が支持を集める要因の一つとなっています。単に昔のままではなく、進化し続けるお菓子として存在しているのです。

2003年の大きな変化

年変更内容
2003年味わいまろやかなチョコと香り豊かなチョコの2層構造に(きのこの山・たけのこの里とも)
2019年11年ぶりに中身とパッケージをリニューアル(味のバランスの見直し・水彩画タッチのパッケージ)

たけのこの里は発売以来、時代に合わせて改良を重ねてきました。

2003年の2層構造は、きのこの山とたけのこの里の両方に取り入れられました。

大人向けの味と2019年のリニューアル

2013年には、カカオにもビスケットにもこだわった甘さ控えめの「大人のたけのこの里」が発売されました。2015年には「たけのこの里 ミックスベリー&ミルク」が登場し、2017年には3月10日が「たけのこの里の日」に制定されています。

参考:ヒストリー|きのこの山・たけのこの里|株式会社 明治

2019年には、きのこの山とたけのこの里がともに、11年ぶりに中身とパッケージをリニューアルしました。チョコレートと焼き菓子の味のバランスを見直し、パッケージは水彩画のやさしいタッチで里山の風景を描いたデザインに変わっています。パッケージには15種類の隠し絵も描かれています。

参考:きのこの山・たけのこの里 国民総選挙2019結果発表&新CM発表会を開催!(2019年12月17日)|株式会社 明治

きのこたけのこ戦争によるマーケティング

人気投票という仕掛け

2001年「きのこ・たけのこ総選挙」キャンペーン
2018年17年ぶりの国民総選挙(たけのこ党が勝利)
2019年国民総選挙2019(新きのこ党が初勝利)
2020年国民大調査2020(47都道府県ごとに「愛の深さ」を調査)

商品の品質向上だけでなく、マーケティング戦略も人気を支える要素となっています。

明治は2001年に「きのこ・たけのこ総選挙」を開き、2018年には17年ぶりとなる「国民総選挙」を行いました。ファンが投票で参加できるイベント型の企画で、両商品の話題づくりにつながっています。

参考:ヒストリー|きのこの山・たけのこの里|株式会社 明治

国民総選挙2018の結果

国民総選挙2018では、たけのこ党が693万1220票、きのこ党が676万1773票、どっちも党が223万8204票を集め、合計は約1,593万票にのぼりました。結果は2018年9月11日に発表され、たけのこ党が勝利しています。翌2019年の国民総選挙では、新きのこ党が602万1986票、新たけのこ党が456万5799票で、新きのこ党が初めて勝ちました。このとき両党は「ノーサイド協定」を結んでいます。

参考:「きのこの山・たけのこの里 国民総選挙2018」たけのこ党勝利!(2018年9月11日)|ねとらぼ

参考:きのこの山・たけのこの里 国民総選挙2019結果発表&新CM発表会を開催!(2019年12月17日)|株式会社 明治

単なる商品PRではなく、みんなで盛り上がれる文化を作り出すことに成功したわけです。

マーケティング戦略の効果

  • 消費者が参加できる仕組み
  • SNSでの話題拡散
  • メディア露出の増加

消費者を巻き込んだ企画は、商品への愛着を深め、ブランドの存在感を高める効果を持っています。たけのこの里は商品そのものの魅力に加えて、こうした戦略的なアプローチも支持を集める要因となっているのです。

まとめ

たけのこの里の人気は偶然や一時的な流行ではありません。その背景には複数の要素が組み合わさった結果があります。

やわらかい食感と厚みによる咀嚼感、2層構造のチョコレートによる味の変化、クッキーとチョコレートの一体感が味覚的な土台となっています。これに時代を見据えた継続的な商品改良と、消費者を巻き込む話題性のある戦略が加わっているのです。

読者アンケートで高い支持を得たことや、国民総選挙2018での勝利は、たけのこの里が多くの人にとって本当においしいお菓子だと認められている証拠でしょう。おいしさを工夫し、常に改良を続ける明治の企業努力が、この地位を築いたといえます。

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この記事を書いた人

【あいさつ】
こんにちは、ゴンザレス美と申します。お菓子ライブラリの運営者です。
お菓子・食品関連業界の事業会社にて新規事業の立ち上げに携わる、お菓子業界の現役従事者です。Webコンテンツ制作・SEO対策・販促物制作・営業活動・食品展示会の出展準備と運営など、業界の事業活動を実務として日々経験しています。

【これまでの経歴】
大学卒業後、外食産業にて店舗運営に従事し、調理・接客・スタッフマネジメント・売上管理など、現場運営の基礎を積みました。その後Web業界へ転身し、SEOコンサルティング会社にてWebライティング・編集・進行管理に携わったのち、美容・健康分野のWebマーケティングを担当。検索意図の読み解きからコンテンツ設計・データ改善までを一貫して経験してきました。
現在はお菓子・食品関連業界に身を置き、新規事業の立ち上げに参画した他、Web制作・SEO記事執筆・販促カタログ制作・営業支援・食品展示会への出展準備と運営など、お菓子・食品業界の事業活動を多面的に経験しています。

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