Jagabee(じゃがビー)とは
Jagabee(じゃがビー)は、お菓子メーカーのカルビーから発売されている、じゃがいもでできた人気のお菓子です。このお菓子は、ただおいしいだけでなく、たくさんのこだわりと工夫が詰まって作られています。一見シンプルに見えるじゃがビーには、どんなひみつが隠されているのでしょうか。
名前とパッケージに込められた思い
「じゃがビー」という名前は、主原料であるじゃがいもの「ジャガ」と、製造会社であるカルビーの「ビー」を組み合わせて作られました。しかし、商品パッケージや正式名称ではJagabeeという英語表記が使われており、これには明確な理由があります。
実は、カルビーは最初からこの商品を日本国内だけでなく、世界市場での展開を考えていました。そのため、どの国の人にも分かりやすく、グローバルで通用する英語表記を採用したのです。これは単なる名前の工夫ではありません。じゃがビーは、新しい時代のお菓子として、カルビーが海外に挑戦していくための先陣を切る、という大切な役割も持っていました。
じゃがビーのこだわり
じゃがビーを作る上で、最も大切にされたのが「ジャガイモに徹底的にこだわる」というコンセプトです。同じじゃがいもを使ったスナック菓子はたくさんありますが、じゃがビーは他とは違う、特別な商品にするために、並々ならぬ努力が重ねられました。
100種類以上ものじゃがいもを使って試作
じゃがビーの開発担当者は、最高においしいじゃがいもを見つけるために、はるばるアメリカまで行きました。そこで、なんと100種類以上もの異なるじゃがいもを使って試作品を作り、研究を繰り返しました。
「皮」を残す製法
この徹底的な研究の過程で、担当者はある大切な発見をします。それは、じゃがいも本来の豊かな風味や栄養が、実は皮の近くにたくさん含まれているという事実です。この発見に基づいて、じゃがビーはあえて皮を残したままのお菓子として作られることになりました。多くのポテトスナックでは皮が取り除かれますが、じゃがビーは皮付きにすることで、じゃがいもが持つ本来のおいしさを最大限に活かしているのです。
サクサクした食感への工夫
カルビーには、すでに「じゃがりこ」という、堅くて噛みごたえのあるじゃがいもスナックがありました。そこで、じゃがビーはじゃがりこと明確に差別化を図り、全く異なる食感を目指して開発されました。
じゃがビーが目指したのは、サクサクとした軽やかな食感と、噛んだ瞬間にホロッと崩れていくような、口どけの良さです。同じじゃがいもを原料としながらも、じゃがりことは違う太さや形、そして油で揚げる時間や温度を細かく調整することで、この特別な食感を生み出しました。
世界で愛されるじゃがビー
じゃがビーは、当初の狙い通り、世界各地で販売されるようになりました。しかし、カルビーは、どの国でも同じ商品をそのまま売るのではなく、それぞれの国や地域に住む人たちの味の好みに合わせて、味付けを工夫しています。
世界各地のユニークな味付け
国・地域 | 味付け | 味付けの理由 |
アメリカ・中国・香港 | うす塩味 | 素材本来の味を活かした、あっさりした味付けが好まれるため。 |
韓国 | ネギ&ロメスコソース | 韓国の食文化で親しまれているネギの風味と、スペイン発祥のロメスコソースを組み合わせた、国際色豊かな味わい。 |
シンガポール | のり味 | アジア圏で人気の海苔の風味を取り入れることで、現地の人々に親しみやすい商品にしている。 |
このように、その地域に合った味にすることで、世界中の人たちがじゃがビーを好きになってくれるよう工夫しているのです。
日本での味のバリエーション
もちろん、日本国内でもさまざまな味のじゃがビーが楽しめます。定番の「うすしお味」に加えて、日本人に愛される醤油の風味にバターのコクを組み合わせた「バターしょうゆ味」や、よりバターの味わいを強くした「しあわせバター」など、複数の味が展開されています。これらの味のバリエーションは、日本の消費者の多様な好みに応えるだけでなく、新しい味を出すことで、市場への関心を持続させる役割も果たしています。