書道(習字)教室は何歳から習い始めると良い?【幼稚園・小学生】

習字は多くの親御さんが最初に選ぶ子供の習い事です。

現代はIT技術の進歩により文字を書く機会が減っていますが、美しい字を書くのはとても大切なこと。

しかし習字は集中力が必要なので、幼い頃から習字を始めてもあまり効果を感じにくいかもしれません。

今回、習字は何歳から習い始めるのが効果的なのか、親御さんの回答をご紹介します。

目次

習字は何歳から始めた方が良い?

幼稚園入学までに派(~3歳)

6歳のママ(34歳)の意

一般的には、幼稚園の年長ぐらいから習字を始めるのが推奨されています。

しかし、それよりも前から始めることで、幼稚園に入りたてのときからスムーズに学び進められるかもしれません。

よって子供が小さいうちから始めることが効果的だと考えていますが、費用の面も考慮しながら決めると良いと思います。

3歳のママ(28歳)の意見

うちの長女は3歳から習字を始めました。

先生からは幼稚園からでも十分早いと言われましたが、習字は字を上手に書くだけでなく集中力を育むのに役立つと思い、早めに始めるのが良いと思っています。

ただ、教室の生徒のほとんどが小学生なので、最初は長女も戸惑っていましたし、お友達も作るのが難しいようでした。

幼稚園に入ってから派(4歳~6歳)

7歳のママ(28歳)の意見

子供は習字を知るまで、筆を絵を描くための道具と思っていたようです。

しかし通っていた保育園で5歳からお習字の時間があり、墨で文字を書くことに興味を持ち、習いたいと言い出しました。

子供が小さいうちから文字を書くことに慣れるのはもちろん、文字を書ける前に鉛筆やクレヨン以外の道具を覚えられるのも良いタイミングだと思います。

昔の筆で文字を書くに、自然な流れで覚えられる時期かもしれません。

ただし、じっとしているのが苦手な子もいるので、教室の雰囲気や先生の指導方針も重要です。


厳しすぎると子供が文字を嫌いになる可能性もありますから。

9歳のママ(36歳)の意見

長女は小学校3年生の時に習字を始めました。教室の雰囲気や興味を持ったことが決め手のようです。

長女の字が上手になるのを見て、長男も小学校1年生から通い始めましたが上達していません。

子供の興味と実力の向上は別の問題のようですが、幼稚園から通っている男の子は書道大会で賞を受賞しており、早いうちから始めることの成果を見せています。彼はペン字も上手で、賞を取って学校で展示もされていました。

早く習わせた方がいいのかなとも思いますが、教室全体を見渡しても小学生がほとんどで、幼稚園児は1人くらいでした。

8歳のパパ(31歳)の意見

小学校での書き初めなど、書くスキルが必要になるので、数年前から習字を始めさせることが重要だと考えていました。

習字を続けていて素晴らしい点がいくつかあります。

まず、子供が我慢強くなり、我慢強く落ち着いて集中できるようになったことです。

以前は手がかかる子供でしたが、習字を始めてから真剣に集中して取り組む姿勢が見られるようになりました。

習字を通じて美しい字を書くだけでなく、漢字を丁寧に書くことでしっかりと覚えられます。

これが人間形成や子供の成長にとって不可欠な要素だと私は確信しています。

6歳のママ(34歳)の意見

2人の子供がいて、将来きれいな字を書ける大人になってほしいと思い、幼稚園に入ると同時に習字教室に通わせることにしました。

早めに習い始めれば、字が上手になるだろうと期待していました。

実際に教室に通わせてみると、習字は単なる字を綺麗に書くだけではなく、礼儀作法も学べる場所だということに気づきました。

始まりも正座をして挨拶、そして帰りも同じように正座をして挨拶することが身についています。

さらに学校では習字を小学校で習い始めますが、幼稚園から始めているとスムーズにできることも分かりました。

子供は幼稚園入園前から習字を始めましたが、この時期は様々なことをよく吸収できる時期だと感じています。

小学高低学年から派(6歳~8歳)

8歳のパパ(35歳)の意見

小学校の低学年から習字を始める理由は、その時期に授業で文字を覚えて、書く機会が増えるからです。習字はその授業の準備や復習に役立ちます。

さらに子供たちはこの時期に自分で選択できる事も増えて、自ら興味を持ち学ぼうとする姿勢が見られます。

主体性が成長に大きな影響を与えるということで、幼稚園から小学2年生までの4年間で週1回受けるよりも、小学1年生~2年生の2年間で週2回受けた方が、学びの成果は大きいです。

よって低学年からスタートして子供のモチベーションに合わせて、習う頻度を調整するのが良いと考えます。

8歳のママ(29歳)の意見

子供に習字を始めさせるなら、小学校低学年がちょうどいいタイミング。小学校で文字を覚えた後に筆で書く練習をスタートすると、効果的なんですよ。

早くから始めたい気持ちはわかりますがお金に余裕がない場合、そして投資したお金に見合った成長を期待するなら、文字を覚えた後、小学校低学年からスタートするのが理想的だと思います。

時間的にもこの時期は余裕があります。初めての体験にぴったりな時期です。

小学校高学年になると習い事に使える時間が減ってしまいます。だからこそ、基礎をこの時期に築いておくことが大切なのです。

12歳のママ(36歳)の意見

小学校低学年から習字をスタートさせたのは最良のタイミングだったと感じます。

同じ年頃の友達以外に他の学年の子とも関われるので、コミュニケーション能力も深まったと思います。

学校の授業が始まる前に練習できたおかげで、授業にも楽しく取り組めているようです。

書道のコンクールや休みの課題で習字が出た時、書道教室の先生に助言を頂けるのもありがたかったです。

幼い時期から始めない理由として、服を汚したりなどで道具の使い方に注意がいるため、ある程度いけないことを理解始めてからが良いと思います。

習字は試してみる価値がある趣味です。継続できなくても、文化に触れる素晴らしい機会となります。

小学校高学年以降から派(9歳~)

14歳のママ(41歳)の意見

小学校3年生くらいから書道が始まるんですよ。

だから、子供が興味を持ったらその後に習字教室に行かせるのがいいんじゃないかな。

私の娘は小学校4年生から習字教室に通ってるんですけど、幼稚園からやってる子たちと比べても、特に見劣りはないんですよ。

早くから始めたからって、必ずしも大きな変化があるとは限らないって思いますね。

幼稚園・小学校で習うメリット

幼稚園年長から小学校低学年ぐらい、それが書道教室に通わせるのに最適な時期だと考えている親御さんは多いです。

幼稚園で文字の練習を始めることで、文字の学びがスムーズに進むとされますが、注意点としてはお子さんの集中力がまだ十分でないため、墨汁や筆の使い方が難しいお子様だと他の生徒に迷惑をかけることも考えられます。

よって、無理に幼稚園から始める必要はないとの意見もあり、実際、小学校に入学してから文字を書く練習を本格的に始めるので、小学校に入学してから始める親御さんが多いです。

小学生だと、ある程度の自己管理ができる年齢になるので安心感があり、それで効果もよく実感できるといった意見があります。

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