ハーゲンダッツの冬季限定フレーバー【キャラメルノワゼット】

冬の訪れと共に、スイーツ好きの心を躍らせる特別なニュースが舞い込んできました。今回ご紹介するのは、セブン-イレブン限定で発売されたハーゲンダッツの新商品「キャラメルノワゼット」です。この商品は、単なるアイスクリームではありません。パリを拠点に世界的な注目を集めるパティシエ、青木定治氏とハーゲンダッツが初めて手を組んだ、まさに夢のようなコラボレーション商品なのです。

目次

ハーゲンダッツ冬限定フレーバーの歴史

ハーゲンダッツにとって12月は一年で最も売上が高くなる特別な月です。これは決して偶然ではありません。同ブランドの冬限定商品には長い歴史があり、そのクオリティの高さが多くの人々に愛され続けているからです。

冬限定フレーバーの特徴『ケーキをアイスで味わう』

そしてハーゲンダッツの冬限定フレーバーを振り返ると、ハーゲンダッツの冬限定商品には明確な特徴があることが分かります。それは「ケーキ」をイメージした味わいを追求していることです。単純にアイスクリームを作るのではなく、パティスリーで味わうような洗練されたスイーツの世界観をアイスで表現することに挑戦し続けているのです。

ハーゲンダッツ冬限定フレーバーの系譜

この冬限定フレーバーの流れのひとつである「スペシャルエディション(SE)」シリーズは、2011年に関東限定で登場した「オペラ」から始まりました。翌2012年には「オペラ」に加えて「ショコラルージュ」が、2013年には「フォレノワール」が仲間入りしました。2014年には「アントワネット」が加わり、この年まではスペシャルエディションというシリーズ名で展開されていました。

2015年 「華もち」シリーズの誕生

しかし2015年、ハーゲンダッツは新たな挑戦を始めます。SEシリーズを一時休止し、代わりに発売当初、SNSなどで大きな話題となり、現在も高い人気を誇る「華もち」シリーズを誕生させたのです。「きなこ黒みつ」と「みたらし胡桃」という和風テイストの商品は、多くのファンに衝撃を与えました。

2016年「スペシャリテ」に改名

その後2016年からはシリーズ名を「スペシャリテ」に改名し、「ピスタチオベリー」を皮切りに、2017年の「抹茶のオペラ」、2018年の「ショコラシャンパンストロベリー」と続いています。

青木定治氏とのコラボレーション

2024年、この冬のハーゲンダッツは新たな挑戦に踏み出しました。パリを拠点とし世界をリードするパティスリー「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」との初のコラボレーションです。2024年12月7日からセブン‐イレブン限定で数量限定発売された「キャラメルノワゼット」は、まさに「ご褒美アイスクリームスイーツ」という表現がぴったりの特別な一品となっています。

青木定治氏監修アイスへの期待

青木定治氏とハーゲンダッツが本格的に共同開発したのは、これが初となる特別なコラボレーションです。しかし実は青木定治氏監修のアイスがセブン-イレブンに登場するのは今回が初めてではありません。

昨年「サダハルアオキ マカロングラッセ」が話題となり、多くのスイーツファンを魅了しました。しかし今回はそれを上回る期待が寄せられています。なぜなら、ハーゲンダッツという世界的ブランドとのコラボレーションという、これまでにない組み合わせだからです。

青木定治氏とハーゲンダッツの相性

青木定治氏の「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」は、素材そのものにこだわり、素材を活かしたダイナミックで先進的な味づくりが特長です。この素材への真摯な向き合い方が、ハーゲンダッツのアイスクリーム作りの哲学と深く共鳴しました。両者ともに妥協を許さない品質への追求、素材の持つ本来の美味しさを最大限に引き出すという共通の価値観を持っているのです。

「キャラメルノワゼット」のパッケージデザイン

商品を手に取った瞬間から、この「キャラメルノワゼット」の特別感は伝わってきます。パッケージには、サダハルアオキらしいモダンで洗練された雰囲気が見事に表現されています。ハーゲンダッツのブランドカラーである「バーガンディレッド」を基調とした艶やかで洗練されたデザインは、高級感漂うキャラメルノワゼットケーキのイメージを的確に描写しており、スイーツ好きならば思わず手に取りたくなる魅力的な仕上がりとなっています。

アイスクリームといえば夏のイメージが強いものですが、このパッケージを見ると冬でもケーキのような特別感が前面に押し出されており、季節を問わず魅力的に映ります。蓋と容器の豪華さは、まるで宝石箱を手にしているような気分にさせてくれます。

ファセットリッド仕様のフタ

特に注目すべきは、2016年の「ピスタチオベリー」から採用されている独特な形状のフタです。これは「ファセットリッド」という特別な仕様で、光の屈折が美しく映える設計になっています。ファセットカットとは、いくつもの小さな面が幾何学的に組み合わされた宝石のカッティング方法のことで、かすかな光も捉えてきらめき、宝石の持つ透明度を最大限に生かす手法として知られています。

タンパーエビデンス仕様のフィルム

プラスチック製の外蓋を開けると、その下にはハーゲンダッツのブランドロゴが入った内蓋フィルムが貼られています。これは「タンパーエビデンス」と呼ばれる、商品の安全性を保証するための重要な要素です。今回は中身が見える透明の蓋を採用しており、開封前から美しいアイスの表面を確認することができます。

通常のハーゲンダッツの蓋とは異なる特別なフォルムを採用していることからも、この商品への特別な思い入れが感じられます。季節限定商品でデザインを変えて特別感を演出する例は数多く存在しますが、シリーズによって蓋の形状にまでこだわる細やかさと徹底したブランドコントロールは、まさにハーゲンダッツならではの特徴といえるでしょう。

「キャラメルノワゼット」のサイズ

内容量は99mlと、通常のミニカップよりもわずかに小さなサイズに設定されています。しかし、これは決して物足りなさを感じさせるものではありません。むしろ、上質なものを少量だけ味わいたいという大人の嗜好に応えるサイズ感となっており、手のひらに収まるコンパクトさもまた、高級感を際立たせる要素のひとつです。量より質を重視し、特別な時間を演出するという商品コンセプトが、このサイズ設定からも読み取ることができます。

「キャラメルノワゼット」の香り

蓋を開けた瞬間、キャラメルとラム酒の芳醇な甘い香りがふわりと立ち上がります。この香りだけでも、普通のアイスクリームとは一線を画す上質さを感じることができるでしょう。表面には艶やかなキャラメルヘーゼルナッツソースが贅沢に広がり、その滑らかな質感が一目で分かります。

「キャラメルノワゼット」のビジュアル

過去のハーゲンダッツ冬限定商品では金箔などを散りばめた華やかなビジュアルも見られましたが、今回はトッピングを省いたシンプルな構成となっています。これは青木定治氏の美学が反映された結果でしょう。余計な装飾に頼らず、素材本来の美しさで勝負するという姿勢が表れています。

「キャラメルノワゼット」の味わい

実際にスプーンを入れると、アイスの滑らかなテクスチャとキャラメルヘーゼルナッツソースのとろりとした質感が絶妙なコントラストを見せます。ハーゲンダッツが誇る北海道産の厳選された乳原料を使用することで、厚みと深みのある味わいに仕上がっています。濃厚でミルキーなハーゲンダッツのミルクアイスクリームの深いコクに、キャラメルとラム酒の風味が見事に調和した贅沢な味わいが口の中に広がります。

アイスクリームには、コク深いヘーゼルナッツソースと香ばしいヘーゼルナッツ粒が織り込まれており、噛むたびに香ばしさが口の中に広がるのも特徴です。99mlとコンパクトなサイズながら、その濃厚な味わいが十分すぎるほどの満足感をもたらしてくれます。

計算された味の変化

食べた瞬間の味の変化も見事に計算されています。まず華やかに香るラム酒が大人の風味を引き立て、続いてビターなキャラメルアイスクリームがその余韻を追います。そして香ばしいヘーゼルナッツの風味が全体を包み込み、ソースが口の中に濃密な甘みを広げていきます。少し溶けてくると、キャラメルの風味が一層深まり、ラム酒の香りと相まってより華やかな味わいを演出します。さすがハーゲンダッツ、妥協のない味とはまさにこのことだと実感させられる完成度です。

「キャラメルノワゼット」を最高に楽しむ食べ方

この商品の持つポテンシャルを最大限に引き出すためには、食べ方にも少しの工夫が必要です。冷凍庫から取り出して少し時間を置き、一口ずつゆっくりと味わうことをお勧めします。アイスが適度に柔らかくなることで、各素材の風味がより豊かに感じられ、口の中での調和も一層美しくなります。

急いで食べるのではなく、時間をかけて味の変化を楽しむ。これこそが、この特別なアイスクリームにふさわしい味わい方といえるでしょう。1カップ(99ml)あたりのカロリーは261kcalと、一般的なケーキと比べても、カロリーはやや控えめで、上品な満足感を得られる仕上がりです。

アイスクリームの新たな価値

今回の商品は、ハーゲンダッツ ジャパン株式会社とパティスリー・サダハル・アオキ・パリのコラボレーションにより、単なるアイスクリームの概念を超えた「上質なアントルメグラッセ」として完成しました。青木定治氏の卓越したセンスとハーゲンダッツの確かな技術力が融合することで、これまでにない洗練された味わいを実現することができたのです。

「キャラメルノワゼット」が再定義するアイスの概念

青木定治氏は、素材の持ち味を最大限に引き出す革新的なスイーツ作りで世界的な評価を得ているパティシエです。その哲学は、ハーゲンダッツの「シンプルで洗練された味わい」の追求と見事に合致しています。今回のコラボレーションでは、アイスクリームを単なる冷たいデザートではなく、アイスクリームの新たな価値を提案する、洗練されたスイーツとして仕上がっています。

「キャラメルノワゼット」の値段

セブン‐イレブン限定で496円(税込)という価格設定は、冬季限定アイスならではのプレミアム感を感じさせます。全国のセブン‐イレブン約21,600店で数量限定販売されているこの商品は、キャラメルとヘーゼルナッツが織りなす贅沢なハーモニーを堪能できる、自分へのご褒美として最適な一品です。

こだわり抜いた原材料

商品の原材料を見ると、クリーム(北海道産生)を筆頭に、キャラメルヘーゼルナッツソース、脱脂濃縮砂糖、キャラメルソース、ヘーゼルナッツソース、フライヘーゼルナッツ、卵黄、カラメルパウダー、ラム酒といった厳選された素材が並んでいます。**アルコール分0.1%**という表記からも、大人向けの洗練された味わいを目指していることが分かります。

まとめ

ハーゲンダッツは1984年の日本進出以来、厳選された素材とこだわりの製法で上質なアイスクリームを提供し続けてきました。「特別なひとときを楽しむデザート」として位置づけられた同ブランドの製品は、どの世代にも愛され続けています。今回の「キャラメルノワゼット」も、そんなハーゲンダッツの伝統と革新が見事に融合した傑作といえるでしょう。

この冬の思い出に残る特別なアイスクリームを、ぜひお近くのセブン-イレブンで探してみてください。パティスリーの洗練された味わいをアイスクリームで表現したこの限定商品は、きっとあなたの冬をより豊かで特別なものにしてくれるはずです。

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