トマトってさ、サラダでもパスタでもスープでも、マジなんでも使える超万能な野菜で、ビタミンとかリコピンとか、体にうれしい成分もギュギュっと詰まってるの。
マジで美肌とか健康に気を使ってる子には神野菜だよね。
しかし実はトマトには「シュウ酸（しゅうさん）」っていう、ちょい注意した方がいい成分も入ってるんだわ。これって、とりすぎると体の中に「石（いし）」のようなものができてしまう可能性があるの。
でも、怖がる必要はありません。ちゃんと知識持って、うまく付き合えば、全然トマト楽しめるから安心してね。
この記事では、シュウ酸がどんなものなのか、どう体に影響するのか、そしてどうすればうまくつきあえるのかを、やさしい言葉でわかりやすく説明していきます。
シュウ酸ってどんなもの？
シュウ酸は、植物や野菜の中にふつうに含まれている天然の成分で、すっぱい味のもとにもなる。
専門的には「有機酸（ゆうきさん）」と呼ばれるもののひとつで、実は人間の体の中でもちょびっと作られてんの。
植物ってさ、虫とか動物から自分守るためにこのシュウ酸出してるんだって。
シュウ酸そのものは別に悪くないんだけど、カルシウムとくっつきやすいって性質があるの。んで、それが体の中である条件そろっちゃうと、「結石（けっせき）」っていう病気の原因になっちゃうこともあるってワケ。
シュウ酸のとりすぎは危険？
シュウ酸ってさ、カルシウムと体の中で合体すると、「シュウ酸カルシウム」っていうカッチカチの物質になるの。
それが体の中で溶けにくくて、腎臓とか尿管にたまっちゃって、「尿路結石（にょうろけっせき）」っていう痛〜い状態になるんだよね。
結石できるとマジでヤバい。お腹とか腰にギャンギャン痛みが走って、もう動けないレベルになることもあるの。ガチで。
日本で毎年100万人以上がこの病気に悩まされてるらしくて、よくある症状らしいのよ。しかも1回できた人の半分くらいが、5年以内にまた石できちゃうらしい。マジこわ。
こうした病気を防ぐためにも、シュウ酸のとり方には注意が必要ってこと。
トマトのシュウ酸は多いの？
「トマトにシュウ酸が入っている」と聞くと、食べるのが怖くなるかもしれないけど、トマトに入ってるシュウ酸の量って、実はそんな多くないの。
たとえば、シュウ酸が多いといわれている野菜には、以下のようなものがあります。
- ほうれん草（ゆでても残る）
- たけのこ
- さつまいも
- バナナ
- チョコレート
- 紅茶やコーヒー
これらと比べると、トマトのシュウ酸の量はごくわずか。
たとえば、100gのトマトに含まれるシュウ酸は約5〜15mg程度らしい。普通に食べてる分にはノープロブレム。
ただし、トマトジュースやトマトピューレを大量にとるような場合には、少しずつシュウ酸がたまっていく可能性があるし、体質的に結石ができやすい人は注意が必要です。
トマトのシュウ酸を減らすには？
毎日の食事にトマトを取り入れるときに、シュウ酸の量を減らすちょっとした工夫があります。誰でも簡単にできる方法なので、ぜひ試してみてください。
茹でてから使う
シュウ酸って、水に溶けやすいって性質持ってるの。
だからトマトをさっと茹でるだけで、けっこう外に出せちゃうんだよね。
- トマトのヘタをとって、皮に十字の切れ目を入れる
- 熱湯に10〜20秒入れる
- 冷水にとって冷やすと、皮がつるっとむけます
こうすると皮もむきやすくなり、さらにシュウ酸も減らせて一石二鳥。
ただし、ゆで汁にはシュウ酸が出ているので、スープや料理に再利用するときは注意ね。
カルシウムといっしょに食べる
もうひとつの裏技は、カルシウムを一緒にとるってこと。
カルシウムとシュウ酸が腸の中でくっつくと、体に吸収されず、そのまま便と一緒に外に出ていきます。
つまり、体の中で石になる前に追い出せるというわけ。
カルシウムが多く含まれる食べ物は以下のようなものがあるよ。
- 牛乳、ヨーグルト、チーズ
- 小魚（しらすや桜えびなど）
- 豆製品（豆腐、納豆、高野豆腐など）
- 小松菜、チンゲン菜、ひじき
たとえば、トマトとチーズを合わせた「カプレーゼ」は、シュウ酸対策にもなるマジ最強の組み合わせ。映えもするし、健康にもいいとか最高。
尿路結石を防ぐためのポイント
シュウ酸をとる量をおさえること以外にも、尿路結石を予防するために役立つ習慣があります。
毎日の生活の中でできることばかりなので、意識して取り入れてこう。
こまめに水を飲もう
水分少ないと、尿が減ってシュウ酸とかカルシウムがたまりやすくなっちゃうのよ。んで、それが石になる原因に…。だから水、しっかり飲もう！
しっかり水を飲んでいれば、尿がたくさん出て、余分なものが体の外に流れていきます。
目安は1日2リットル以上！寝てる間に水分けっこう失われるから、寝る前と朝イチの水はマジ大事。
ちなみにお茶とかコーヒーは利尿作用あるけど、紅茶とか緑茶はシュウ酸もちょい入ってるから、飲みすぎには注意ね。番茶、麦茶、白湯が安心で優勝。
カルシウムはきちんととる
「え、石になるならカルシウム減らした方がよくね？」って思った人。それ逆。
カルシウムが足りないと、体の中でシュウ酸が吸収されやすくなってしまいます。
最近の研究では、食事でしっかりとカルシウムをとることで、尿路結石のリスクが下がることがわかってるよ。
1日に600〜800mgを目安にとるのが理想的。
クエン酸も効果的！
クエン酸には、体の中でカルシウムが固まりにくくする働きがあるんだよ。
尿の中でカルシウムを包みこんで、結石になりにくくしてくれるのです。
クエン酸が多く含まれる食べ物の例は以下
- レモン、みかん、グレープフルーツ
- 梅干し
- お酢を使った料理（酢の物、ピクルスなど）
水にレモンを絞って飲む「レモンウォーター」や、梅干し入りのおにぎりなどは、おいしくて手軽にクエン酸をとれるよ。
まとめ
トマトにはシュウ酸が含まれているものの、その量はごくわずか。
正しい知識と食べ方を身につけておけば、健康を気にせずにおいしく楽しむことができるよ。
- トマトのシュウ酸は少量で大きな心配はなし
- 茹でるとシュウ酸を減らせる
- カルシウムと一緒に食べると安心
- 水をたくさん飲んで石の予防
- クエン酸も役立つ成分
毎日の食事でちょっと意識するだけで、尿路結石を防ぎながら、トマトの栄養をしっかり取り入れることができます。
おいしくて体にもやさしいトマトを、これからも上手に楽しみましょ。
