ビックリマンチョコとは|発祥起源からブームになった歴史

目次

ビックリマンチョコとは

ビックリマンチョコは、1977年(昭和50年)にロッテから発売されたウエハースチョコレート菓子です。最大の特徴は、おまけとして封入される「ビックリマンシール」で、当初は人を驚かせる「どっきりシール」でしたが、1985年に登場した「悪魔vs天使シール」シリーズが大ヒットし、一大ブームを巻き起こしました。

ビックリマンチョコの人気

ビックリマンチョコは、単なるお菓子を超えた社会現象を巻き起こし、シール収集の文化を確立した商品として今なお語り継がれています。シールの進化とともに新たなシリーズが登場し続けており、今後も愛好者を魅了し続けることでしょう。シールの収集要素が子供たちの熱狂を生み、時代とともに進化しながら、現在もさまざまなシリーズが展開されています。

ビックリマンチョコの歴史

ビックリマンチョコの誕生

ビックリマンチョコは、1977年(昭和50年)にロッテから発売された画期的なお菓子です。基本構造は、チョコレートをウェファースで挟んだシンプルなものでしたが、特別な「おまけシール」が封入されている点が大きな特徴でした。商品名の「ビックリマン」は「人をびっくりさせること」をコンセプトにしており、その名の通り、当時の子供たちを驚かせるアイデア満載のシリーズとして誕生しました。

1977年 初代ビックリマンチョコ

初代のビックリマンチョコは1977年10月に発売されました。この時点では「どっきりシール」が封入されており、シール自体も驚きを与える仕掛けが施されていました。発売当初のチョコレートにはアーモンドクランチが入っていましたが、後にピーナッツに変更されています。

1979年 第2弾ビックリマンチョコ

1979年(昭和54年)には第2弾として「新ビックリマン」が登場しました。このシリーズでは「立体どっきりシール」が導入され、さらなる進化を遂げました。

1985年 悪魔天使シール

1985年(昭和60年)8月、10代目シリーズとなる「悪魔天使シール」が登場し、ビックリマンチョコは空前の大ブームを巻き起こしました。悪魔と天使という対立するキャラクターが物語性を持ち、多くの子供たちがシール収集に夢中になりました。この人気は社会現象にもなり、一部ではお菓子を捨ててまでシールを集める子供が続出したことが問題視されるほどでした。

1987年 チョコレート以外の商品

1987年(昭和62年)には「悪魔天使シール」を封入した「ビックリマンアイス」や「ビックリマンスナック」が発売され、チョコレート以外の商品ラインナップが展開されました。

1991年 新決戦スーパービックリマンチョコ

1991年(平成3年)8月には11代目シリーズとして「新決戦スーパービックリマンチョコ」が登場し、「バイオ悪魔メカ天使シール」が導入されました。このシリーズも大きな話題を呼び、さらなる人気を獲得しました。

1998年 ビックリマンチョコ伝説

1998年(平成10年)7月には「ビックリマンチョコ伝説」として、「悪魔天使シール」の復刻版が登場し、往年のファンからも注目を集めました。

2020年の35周年記念企画

2020年(令和2年)5月には、「悪魔天使シリーズ」誕生35周年を記念して、「悪魔だらけのビックリマンチョコ」と「天使だらけのビックリマンチョコ」が発売されました。これにより、世代を超えてビックリマンチョコの魅力が受け継がれることとなりました。

まとめ

ビックリマンチョコは、1977年にロッテから発売されて以来、シール収集文化を生み出し、社会現象を巻き起こしたウエハースチョコレート菓子です。特に1985年に登場した「悪魔vs天使シール」のシリーズが大ヒットし、その後も進化を遂げながら、多くのファンを魅了し続けています。シールの進化に合わせて様々なシリーズが登場し、2020年には35周年記念として新たなシリーズも発売され、世代を超えてその人気は今なお根強く続いています。

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