コアラのマーチとサンリオのコラボ商品|販売後のシェアやターゲット層
コアラのマーチとサンリオのコラボ商品
ロッテの「コアラのマーチシェアパック〈サンリオキャラクターズ デザイン〉」が2025年12月2日に発売されました。この商品は、パッケージだけでなくビスケットの絵柄もサンリオキャラクターとコラボしており、発売後1週間でチョコレート菓子カテゴリの金額シェア1位を獲得しています。リサーチ・アンド・イノベーションが運営するスマートフォンアプリ「CODE」から収集される毎月約30万人の購買データをもとに、この商品の初動を分析します。
商品の特徴・デザイン
| デザイン箇所 | 内容 |
|---|---|
| パッケージ | サンリオキャラクターズのデザイン |
| ビスケットの絵柄 | サンリオキャラクターの絵柄 |
サンリオコラボ商品は、パッケージとビスケットの両方にサンリオキャラクターを採用しています。通常のコアラのマーチでは、コアラのキャラクターがパッケージとビスケットに印刷されていますが、この商品ではサンリオキャラクターに置き換えられています。
パッケージだけでなく、ビスケットの絵柄もサンリオキャラクターになっている点が、消費者の関心を引く要素となっています。食べる際にも楽しめる工夫が施されており、商品価値を高める要素として機能しています。
ノベルティキャンペーンの展開
| キャンペーン項目 | 詳細 |
|---|---|
| 購入条件 | 対象商品を2個購入 |
| 特典内容 | オリジナルクリアファイルをプレゼント |
| 効果 | 購入個数の増加を促進 |
ロッテは、対象商品を2個購入した消費者に、オリジナルクリアファイルをプレゼントするキャンペーンを実施しました。このキャンペーンは、購入個数を増やすインセンティブとして機能しています。
1個だけでなく2個購入することで、クリアファイルという実用的なノベルティを入手できるため、購入金額の増加につながったと考えられます。クリアファイルは実用性が高く、サンリオキャラクターのデザインであれば収集対象としての価値も持っています。
ブランド全体の金額シェア推移
サンリオコラボ商品の発売により、コアラのマーチブランド全体のカテゴリ内順位が18位から4位へと上昇しました。この変化は、サンリオコラボ商品が既存商品の売上を単に置き換えたのではなく、新たな購買を生み出したことを示しています。
ブランド全体の金額シェアが拡大したということは、これまでコアラのマーチを購入していなかった層が、コラボ商品をきっかけに購入した可能性があることを意味します。
単品別の金額シェアランキング
| 順位 | 発売前1週間 | 発売後1週間 |
|---|---|---|
| 1位 | チョコレート効果 CACAO 72% 標準45枚入 | コアラのマーチシェアパック〈サンリオ〉 96g |
発売後1週間では「コアラのマーチシェアパック〈サンリオ〉 96g」が、明治の「チョコレート効果 CACAO 72% 標準45枚入」を抑えて1位に浮上しています。チョコレート効果は健康志向の消費者から継続的に支持されている商品であり、通常は安定した販売実績を持っている商品です。
購入者分析
性年代別の購入動向
| 比較項目 | 特徴 |
|---|---|
| サンリオコラボ商品 | 女性30代と男性40代の購入比率が高い |
| 既存のコアラのマーチ商品 | 上記の層の比率が相対的に低い |
既存のコアラのマーチ商品の購入者と比較すると、サンリオコラボ商品では女性30代と男性40代の購入比率が高くなっています。
女性30代は、サンリオキャラクターに親しんだ世代であり、子育て世代でもあります。そのため、自分用とこども用の両方の目的で購入している可能性があります。
男性40代の購入については、同世代の配偶者や子どもへのプレゼントとして購入しているケースが考えられます。この年代は購買力もあり、限定商品やコラボ商品に対する関心も持っている層です。
同居こどもの有無による購入動向
| 世帯タイプ | 金額構成比の傾向 |
|---|---|
| こども1人以上と同居 | サンリオコラボ商品の金額構成比が高い |
| 既存商品との比較 | 既存商品よりも同居こども世帯の比率が高い |
こども1人以上と同居している世帯における、サンリオコラボ商品の金額構成比は、既存のコアラのマーチ商品と比較して高くなっています。この傾向から、サンリオコラボ商品は自分のためだけでなく、こどものために購入する層が一定数存在すると考えられます。
サンリオキャラクターは幅広い年齢層の子どもに認知されており、親が子どもに喜んでもらうために購入する動機が働いたと推測されます。既存のコアラのマーチ商品も子ども向けの要素を持っていますが、サンリオというブランドが加わることで、より明確に「子どもへの贈り物」としての価値が高まったと考えられます。
購入場所分析
| 業態 | 詳細 |
|---|---|
| 主要販売業態 | コンビニエンスストア |
| 特に比率が高い店舗 | ローソン |
サンリオコラボ商品は、主にコンビニエンスストアで購入されており、その中でもローソンでの購入比率が高くなっていました。
コンビニエンスストアは、新商品や限定商品の販売に力を入れている業態です。店舗面積が限られているため、話題性のある商品を目立つ場所に配置し、来店客の目に触れやすくする工夫がされています。
ローソンは、キャラクターとのコラボ商品やオリジナル商品の展開に積極的な姿勢を持っています。サンリオコラボ商品についても、店頭での展開や販促活動が他のコンビニチェーンと比較して充実していた可能性があります。
購入者の口コミ・評価
購入動機として挙げられた要素
購入者の口コミからは、パッケージデザインやキャラクターの魅力が購入動機になったことが確認できます。「サンリオコラボで可愛い」という声は、サンリオキャラクターのファンにとって、日常的に購入できる菓子とのコラボが魅力的な商品となっていることを示しています。
「特典のクリアファイルが欲しかった」という声は、ノベルティキャンペーンが購入のきっかけになったことを示しています。商品そのものだけでなく、特典があることで購入を決定した消費者が一定数存在したのです。
これらの口コミから、パッケージの可愛らしさとノベルティの両方が、購入決定に影響を与えたことが分かります。
今後の販売見通し
| 時期的要因 | 商品特性との関連 |
|---|---|
| パーティー・集まりの機会増加 | シェアパック形態で複数人で分けられる |
| プレゼント需要の高まり | 話題性のあるデザインとキャラクター |
| SNSでのシェア増加 | パッケージとビスケットの視覚的魅力 |
年末にかけては、パーティーや集まりの機会が増える時期です。このような時期には、複数人で分けられるシェアパック商品や、話題性のある商品への需要が高まる傾向があります。
サンリオコラボ商品は、シェアパックという形態であり、家族や友人と分け合って楽しむことができます。また、パッケージやビスケットのデザインが話題になりやすく、SNSでのシェアやプレゼント用途としての需要も見込まれます。
このような商品特性と季節要因が重なることで、年末にかけてさらに販売が伸びる可能性があります。限定商品であることも、「早めに購入しなければ」という心理を生み出し、購買行動を促進する要因となります。
発売初動の販売実績が好調だったことから、今後の販売動向にも注目が集まります。




