マリービスケットとヨーグルトで作るチーズケーキ|簡単レシピと活用法
森永のマリービスケットは、1923年の発売以来100年以上愛され続けているロングセラー商品です。シンプルな味わいとサクサクした食感が特徴で、そのまま食べるだけでなく、お菓子作りにも幅広く活用されています。
ヨーグルトと組み合わせたケーキは、昭和の時代から家庭で作られてきた定番レシピです。近年ではココナッツサブレとヨーグルトで作るチーズケーキが話題になっていますが、マリービスケットでも同じように楽しめます。
本記事では、マリービスケットとヨーグルトを使ったさまざまなケーキレシピを詳しく解説します。
マリービスケットの特徴
マリービスケットは、森永製菓が1923年に発売した薄焼きビスケットです。表面のレリーフ模様が特徴で、シンプルなミルク風味とカリッとした食感が楽しめます。2枚ずつの個包装になっているため、保存性が高く使いやすいのも特徴です。
100年以上の歴史
マリービスケットは2023年に発売100周年を迎えました。
大正時代から昭和、平成、令和と時代を超えて愛され続けてきた商品です。
発売当初から基本的な味わいは変わっておらず、懐かしい味として多くの世代に親しまれています。
ビスケットの特徴
| 厚さ | 約3mm |
|---|---|
| 食感 | サクサクと軽い |
| 風味 | ほのかなミルク風味 |
| 甘さ | 控えめ |
薄焼きのビスケットで、厚さは約3mmほどです。軽い食感でサクサクしており、噛むとほのかにミルクの風味が広がります。甘さは控えめなので、そのまま食べても飽きがきません。
表面には格子状の模様がついており、この模様が液体を吸収しやすくする役割も果たしています。牛乳やヨーグルトに浸すとしっとりと柔らかくなり、ケーキのスポンジ生地のような食感に変化します。
お菓子作りに適している理由
マリービスケットはシンプルな味わいのため、どんな食材とも合わせやすい特徴があります。クリームやフルーツ、チョコレートなど、さまざまな材料と組み合わせられます。
砕いてチーズケーキの土台にしたり、牛乳やヨーグルトに浸してケーキのスポンジ代わりにしたりと、アレンジの幅が広いです。薄いため水分をよく吸収し、短時間で柔らかくなります。
マリービスケットとヨーグルトの基本レシピ
最もシンプルなのは、マリービスケットにヨーグルトを塗って重ねていく方法です。材料2つで作れるため、初心者でも失敗しにくいレシピになっています。
必要な材料
基本のレシピに必要な材料はこれだけです。
ヨーグルトは無糖でも加糖でも作れます。無糖の場合は砂糖やはちみつを加えて甘みを調整しましょう。加糖タイプを使う場合は、そのまま使えます。
基本の作り方
マリービスケットの裏面(ザラザラした面)にヨーグルトをたっぷり塗ります。スプーンやヘラを使って、ビスケット全体に均一に広げましょう。
最初の1枚目と2枚目は、裏面同士を合わせてサンドします。3枚目からは、ヨーグルトを塗った面を下にして重ねていきます。この作業を繰り返し、ビスケットを使い切るまで積み重ねます。
すべて重ね終わったら、表面全体にもヨーグルトを塗って覆います。ラップで包んで冷蔵庫で一晩寝かせると、ビスケットがヨーグルトの水分を吸ってしっとりとしたケーキになります。
寝かせる時間の目安
最低でも5〜6時間、できれば一晩(8〜12時間)冷蔵庫で寝かせるのがおすすめです。時間が経つほどビスケットが柔らかくなり、ケーキらしい食感に変化します。
短時間だとビスケットがまだ固く、ヨーグルトとの一体感が出ません。しっかり寝かせることで、ビスケットがスポンジケーキのような食感になり、ヨーグルトと馴染みます。
食べるときのポイント
冷蔵庫から取り出したら、包丁で切り分けます。ビスケットが柔らかくなっているため、包丁を温めてから切ると断面がきれいに仕上がります。
お皿に盛り付けて、フルーツやミントを飾ると見た目も華やかになります。そのまま食べてもおいしいですが、はちみつやジャムを添えるとさらにデザート感が増します。
牧場の朝で作るレアチーズケーキ
SNSで話題となったのが、雪印メグミルクの「牧場の朝」とマリービスケットで作るレアチーズケーキです。容器のまま作れる手軽さが人気を集めています。
必要な材料
1個分の材料です。
牧場の朝はプレーン、いちご、ブルーベリーなど好みのフレーバーで作れます。フレーバー付きを使うと、色もついて見た目も楽しめます。
作り方の手順
粉ゼラチンを水でふやかし、お湯を加えてよく溶かします。ゼラチンが完全に溶けるまで、しっかり混ぜましょう。
クリームチーズは常温に戻してボウルに入れ、なめらかになるまで練ります。そこにヨーグルトを加えて、ダマにならないようによく混ぜ合わせます。
溶かしたゼラチンを少しずつ加えながら混ぜます。ゼラチンを一気に入れるとダマになりやすいため、少量ずつ加えて均一に混ぜるのがコツです。
ヨーグルトの容器にマリービスケットを1枚のせ、その上からクリームとヨーグルトを混ぜたものを流し入れます。冷蔵庫で3時間以上冷やし固めれば完成です。
成功させるコツ
ヨーグルトの容器のまま混ぜようとすると、クリームチーズがダマになりやすいため注意が必要です。ボウルなど別の容器に出してしっかり混ぜたほうが、なめらかな仕上がりになります。
ゼラチンの量は好みで調整できます。しっかり固めたい場合は3gで作り、柔らかめが好みなら2g程度に減らしても構いません。入れすぎると口当たりが固くなるため、加減が大切です。
味わいの特徴
完成したケーキは、リッチなチーズケーキの味わいが楽しめます。クリームチーズを入れることで濃厚になり、市販のチーズケーキにも負けないおいしさです。
マリービスケットは水分を吸ってちょうどよい柔らかさになり、チーズケーキの底に敷かれたタルト生地のような役割を果たします。自然に馴染んで一体感が生まれます。
ココナッツサブレの代わりに使う方法
2025年12月に話題となったココナッツサブレとヨーグルトで作るチーズケーキは、マリービスケットでも作れます。
ココナッツサブレとヨーグルトのチーズケーキについて詳しくはこちら
基本の作り方
プレーンヨーグルト400gの容器に、マリービスケットを10〜12枚差し込みます。容器にそのまま差し込んでいくだけなので、特別な道具は必要ありません。
冷蔵庫で12時間以上、できれば一晩寝かせます。ビスケットがヨーグルトの水分を吸収することで、ヨーグルトが濃厚になり、レアチーズケーキのような食感に変化します。
マリービスケットを使う場合の特徴
ココナッツサブレと比べると、マリービスケットは味がよりシンプルです。ココナッツサブレには独特の風味がありますが、マリービスケットはミルク風味のみのため、よりプレーンなチーズケーキに近い仕上がりになります。
薄いため水分を吸収しやすく、短時間でもしっとりとした食感に変わります。ただし、ココナッツサブレほどの甘みはないため、仕上げにはちみつやジャムを加えると味のバランスが良くなります。
使用するヨーグルトの選び方
マリービスケットを使う場合も、濃厚なタイプのヨーグルトを選ぶと成功しやすくなります。ギリシャヨーグルトや生乳100%のヨーグルトを使うと、チーズケーキらしい濃厚な仕上がりが得られます。
通常のプレーンヨーグルトを使う場合は、ビスケットの枚数を多めに入れたり、あらかじめ水切りしてから使ったりすると失敗が少なくなります。
チーズケーキの土台として使う方法
マリービスケットは、砕いてチーズケーキの土台にするのも定番の使い方です。
タルト生地の作り方
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| マリービスケット | 1箱(12枚) |
| 溶かしバター | 40〜50g |
マリービスケット1箱(12枚)を細かく砕きます。麺棒で叩いたり、フードプロセッサーを使ったりして細かくしましょう。細かいほど固まりやすくなります。
溶かしバター40〜50gを加えて、全体をよく混ぜ合わせます。バターが均一に行き渡るまで、しっかり混ぜるのがコツです。
型の底に敷き詰めて、スプーンの背などで押し固めます。冷蔵庫で30分ほど冷やして固めてから、その上にチーズケーキの生地を流し入れます。
タルト生地として使う利点
市販のタルト生地を買うよりも経済的で、必要な分だけ作れます。マリービスケットのほのかな甘みが、チーズケーキの味を引き立てます。
砕いたビスケットとバターを混ぜるだけなので、手間もかかりません。型抜きなどの難しい作業もなく、初心者でも失敗しにくい方法です。
焼かないチーズケーキにも使える
レアチーズケーキを作る場合も、この方法で土台を作れます。冷やし固めるタイプのチーズケーキなら、オーブンを使わずに作れるため、夏場にも向いています。
ゼラチンで固めたチーズ生地を流し入れて冷やすだけで、本格的なレアチーズケーキが完成します。ビスケットの土台がサクサクとした食感を加え、食べ応えも増します。
アレンジレシピ
マリービスケットとヨーグルトの組み合わせは、さまざまなアレンジが楽しめます。
ティラミス風ケーキの作り方
マリービスケットをコーヒー液に浸して、マスカルポーネチーズやクリームチーズと重ねるとティラミス風のケーキになります。インスタントコーヒーをお湯で溶いたものにビスケットを浸し、クリームと交互に重ねましょう。
仕上げにココアパウダーを振りかければ、見た目も本格的なティラミスに仕上がります。ヨーグルトをクリームに混ぜることで、さっぱりとした味わいになります。
フルーツサンドケーキの作り方
ヨーグルトにいちごやバナナ、キウイなどのフルーツを挟んでいくと、フルーツサンドケーキになります。マリービスケットにヨーグルトを塗り、薄切りにしたフルーツを並べて重ねます。
断面が美しく見えるよう、フルーツの配置を工夫するのがポイントです。一晩寝かせてから切ると、フルーツの色が映えてきれいに仕上がります。
ヨーグルトバーク風の作り方
マリービスケットを砕いて水切りヨーグルトと混ぜ、バットに平らに広げて冷凍庫で固めるとヨーグルトバーク風のデザートになります。フルーツやナッツをトッピングすると、見た目も華やかです。
凍らせることでアイスケーキのような食感になり、夏のおやつに最適です。割って盛り付ければ、手軽に楽しめる冷たいデザートが完成します。
ビスケットアイスケーキの作り方
マリービスケットを牛乳に浸して、生クリームやアイスクリームと重ねて冷凍庫で固めるとアイスケーキになります。ビスケットが牛乳を吸って柔らかくなり、アイスと一体化します。
チョコレートソースやキャラメルソースをかけると、より豪華なデザートに仕上がります。凍らせても固くなりすぎないため、食べやすいのが特徴です。
マリービスケットを使うメリット
マリービスケットとヨーグルトで作るケーキには、いくつかの利点があります。
手軽に作れる
特別な調理器具や技術が必要なく、混ぜて重ねて冷やすだけで完成します。オーブンを使わないため、お菓子作りに慣れていない人でも挑戦しやすいレシピです。
材料も少なく、スーパーで手軽に揃えられるものばかりです。思い立ったときにすぐ作れる手軽さが魅力になっています。
経済的
マリービスケット1箱は100円前後、ヨーグルトも200円程度で購入できます。市販のケーキを買うよりもはるかに安く作れるため、家計にも優しいです。
大量に作ってもコストがかからないため、パーティーや集まりのときにも重宝します。簡単なのに見栄えがするため、おもてなしにも適しています。
ヘルシー
ヨーグルトを使うため、生クリームを使ったケーキよりもカロリーが控えめです。水切りヨーグルトを使えば、さらにタンパク質が豊富になり、栄養価も高まります。
砂糖の量も調整できるため、甘さを控えめにしたい人にも向いています。フルーツを加えればビタミンも摂取でき、健康的なおやつになります。
アレンジの自由度が高い
基本のレシピをベースに、さまざまなアレンジが楽しめます。フルーツやチョコレート、ナッツなど、好みの材料を加えることで自分だけのオリジナルケーキが作れます。
季節のフルーツを使えば、一年中違った味わいが楽しめます。クリスマスやバレンタインなど、イベントに合わせたデコレーションもしやすいです。
マリービスケットとココナッツサブレの違い
同じビスケットでも、マリービスケットとココナッツサブレにはいくつかの違いがあります。
味わいの違い
マリービスケットはミルク風味のシンプルな味わいです。甘さは控えめで、素朴な風味が特徴になっています。一方、ココナッツサブレはココナッツの香りと風味があり、より甘みも強めです。
ヨーグルトと組み合わせる場合、マリービスケットはプレーンでさっぱりとした仕上がりになります。ココナッツサブレを使うと、南国風の風味が加わり、より個性的な味わいになります。
食感の違い
マリービスケットは薄くてサクサクした食感で、水分を吸収するのが早いです。短時間でもしっとりと柔らかくなります。ココナッツサブレはやや厚みがあり、食べ応えがあります。
どちらもヨーグルトケーキに使えますが、食感の好みによって選ぶと良いでしょう。軽い食感が好みならマリービスケット、しっかりとした食感が好みならココナッツサブレが向いています。
使いやすさ
マリービスケットは2枚ずつの個包装のため、必要な分だけ使えて保存もしやすいです。余った分は次回に回せます。ココナッツサブレも個包装ですが、1枚ずつの包装なので開封の手間が少し増えます。
どちらも手軽に手に入り、価格も手頃なため、好みや用途に合わせて選べます。
まとめ
マリービスケットとヨーグルトで作るケーキは、昭和の時代から愛されてきた定番レシピです。材料2つで作れる基本のレシピから、クリームチーズやゼラチンを加えた本格的なレアチーズケーキまで、幅広いアレンジが楽しめます。
2025年12月に話題となったココナッツサブレとヨーグルトのチーズケーキも、マリービスケットで同じように作れます。マリービスケットはシンプルな味わいのため、よりプレーンなチーズケーキに近い仕上がりになります。
手軽に作れて経済的、しかもヘルシーなマリービスケットとヨーグルトのケーキは、お菓子作り初心者にもおすすめです。フルーツやチョコレート、ナッツなどを加えて、自分好みのケーキにアレンジしてみてください。







