ビッグカツとは|人気の理由やメーカーの『株式会社すぐる』について

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ビッグカツとは

ビッグカツは、広島県呉市の株式会社すぐる(旧・有限会社スグル食品)が製造する人気の駄菓子です。白身魚を主原料とし、カツのようなサクサクとした食感が特徴です。子どもから大人まで幅広い世代に愛されており、日本全国の駄菓子屋やスーパーで販売されています。

白身魚を使用した独特の風味

ビッグカツは白身魚のすり身を主原料としています。揚げることでサクサクとした食感が生まれ、カツのような風味が楽しめます。魚の風味が苦手な人でも食べやすいように、味付けや食感に工夫が施されています。

手軽に楽しめる駄菓子

手頃な価格で購入でき、子どもでも気軽に食べられる点が魅力です。パッケージもコンパクトで持ち運びしやすく、学校帰りのおやつや小腹が空いたときの軽食として重宝されています。

幅広いアレンジが可能

ビッグカツはそのまま食べるだけでなく、料理のアレンジにも使われています。例えば、おにぎりの具にしたり、パンに挟んでカツサンド風にしたりすることもできます。また、カレーやラーメンのトッピングとしても相性が良いと評判です。

株式会社すぐるとは

株式会社すぐるは、広島県呉市に本社を構える老舗の駄菓子メーカーです。1973年に「有限会社スグル食品」として創業し、現在に至るまで多くの人気商品を生み出してきました。特に白身魚を主原料とした「ビッグカツ」は、同社を代表するヒット商品として全国的に知られています。すぐるは、独自のアイデアと高い品質管理を武器に、駄菓子業界において確固たる地位を築いています。

株式会社すぐるの特徴

すぐるは、駄菓子メーカーでありながら、大手菓子メーカーにも引けを取らない品質と開発力を持っています。白身魚を使用した駄菓子という斬新な発想をはじめ、地元のスポーツチームとのタイアップ商品を展開するなど、常に新しいアイデアを生み出しています。製造される商品は駄菓子でありながらも品質管理には細心の注意を払っており、安全でおいしい商品を提供し続けています。

株式会社すぐるの歴史

株式会社すぐるは、1973年に広島県呉市で創業しました。創業当初は「有限会社スグル食品」としてスタートし、駄菓子業界に進出しました。創業以来、ユニークな発想の商品開発を続け、数々の人気商品を世に送り出してきました。

おやつ串カツを発売

1970年代前半、同社は白身魚を主原料とした「おやつ串カツ」を発売しました。これは魚のすり身を揚げて串に刺したもので、手軽に食べられるおやつとして注目されました。

ビッグカツを発売

1978年、すぐるは「おやつ串カツ」の串を外し、大型化した新商品「ビッグカツ」を開発しました。名前の通り大きなサイズ感が特徴で、より食べ応えのある商品として登場しました。しかし、発売当初は思うように売れませんでした。

ビッグカツが人気になった理由

ビッグカツが市場に浸透するまでには、創業者の熱意がありました。全国の駄菓子屋を自ら訪問し、商品を売り込む地道な営業活動を行いました。その努力が実を結び、徐々に売り上げが伸び、最終的には大ヒット商品となりました。

2005年の「カープかつ」発売

2005年には、地元広島のプロ野球チーム「広島東洋カープ」を応援するために、「カープかつ」を発売しました。「かつ」を「勝つ」に掛けたネーミングが話題となり、広島の帰省土産としても人気を集めました。

メディアでの紹介

2015年5月5日には、TBSのテレビ番組「所さんのニッポンの出番」で、フランスの冷凍食品に似ているという理由から、フランス人が選ぶ人気駄菓子第1位に選ばれました。さらに、2022年7月8日にはテレビ東京の「所でナンじゃこりゃ?」でも特集され、製造工程が紹介されました。

まとめ

ビッグカツは、広島県呉市の株式会社すぐるが開発した、白身魚を主原料とする駄菓子です。1978年の発売以来、地道な営業活動やメディアの後押しによって、日本全国で愛される商品となりました。手軽に楽しめるだけでなく、アレンジの幅も広く、多くの世代に親しまれています。

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