筆ペンは年に1、2回しか使わないという方も多いでしょう。
しかし、いざ買いに行ったらたくさんの商品が並んでいて、どれを買えばよいかわからないという方も多いのではないでしょうか。
ただ、限られた機会であるものの、年賀状や祝儀袋など大切な場面で使う道具です。
そこで今回は、おすすめの筆ペンを3種類ご紹介します。
筆ペンに慣れていない人と、ある程度使い慣れている人、それぞれにおすすめの筆ペンを選びました。
筆ペン選びの参考になれば幸いです。
ぺんてる「ふではじめ」
ぺんてるの「ふではじめ」は、2022年7月に発売された初心者向けの筆ペンです。
一般的な筆ペンは本物の筆のような描き心地を特徴としていますが、慣れない人には扱いにくい場かもしれません。
この「ふではじめ」は初心者でも使いやすいように、穂先を従来より硬く短くすることでコントロールしやすくなっています。
サイズはご祝儀袋やはがきに宛名を書くときにちょうど良く、やや硬めの穂先で安定して文字を書くことができます。
また、インクは速乾性の染料インクを使用しており、書いてすぐに指で擦っても汚れません。
デザインは矢羽根柄、鱗柄、麻の葉柄、霞柄の4種類があり、これはすべて和柄のバリエーションです。
霞柄だけはインク色が長寿などで使用する薄墨色で、他は黒色インクになっています。
キャップは筆置きとしても使えて、コンパクトなデザインで携帯に便利です。
ただし、使い切りタイプでカートリッジ交換はできないため、購入後1~2年で使い切る必要があります。
Kuretake「筆ごこち 極細タイプ」
Kuretakeの「筆ごこち 極細タイプ」は、硬質タイプの筆ペンで、細筆に近い書き味が特徴です。
ペン本体には「筆風サインペン」と書かれており、手紙や履歴書にも最適な細い筆文字を書くことができます。
扱いが簡単でサインペンを使う感覚で使用できるため、筆ペンが苦手な方にもおすすめです。
コンパクトな設計で普通のペンのようなサイズ感です。
この筆ペンは黒以外にもロイヤルブルー、ローズピンク、ラベンダーなど、カラーインクのバリエーションがあります。
カリグラフィーやイラストを楽しみたい方にもおすすめです。
ただし、速乾性はなく、水性染料インクのため、書いてすぐ触ると汚れてしまうことに注意しましょう。
こちらも使い切りタイプで、最もリーズナブルな価格設定です。
PILOT「俊筆 本格毛筆」
PILOTの「俊筆 本格毛筆」は本格的な毛筆タイプの筆ペンで、ある程度慣れている方におすすめです。
俊筆には染料タイプと顔料タイプがあります。
顔料タイプは速乾性に優れており、書いた直後に指でこすっても汚れません。
耐水性にも優れており、水に濡れてもにじみにくいです。
さらに、耐候性や光にも強く、インクの変色がしにくいです。
毛筆タイプのため穂先が長く、柔らかい書き心地で本格的な筆の感覚に近い文字が書けます。
別売りのカートリッジもあり、長く使い続けることができます。
本体価格は880円とそこそこの価格ですが、中級者・上級者向けのアイテムとして、表現の幅が広がり、字を書く楽しさを感じられるでしょう。
コメント