生クリームおすすめランキングTOP10|種類・乳脂肪分・使い方で選ぶ

スーパーの乳製品コーナーにズラリと並ぶ生クリーム。パッケージが似ていて、ついお値段だけで決めてしまいがちですよね。
しかし適当に選んでしまうと、ケーキに塗ろうとしてもドロドロになってしまったり、泡立てすぎてボソボソの状態になってしまったり。「なぜ失敗したのか」を知るには、まず種類の違いを理解することが近道です。
この記事では、市販の生クリームを種類・乳脂肪分・使いやすさの観点で整理し、おすすめ商品をランキング形式でお届けします。
生クリームの選び方|種類と乳脂肪分を知ろう
「純生クリーム」と「ホイップ」は別の商品
| 項目 | 純生クリーム(動物性) | 植物性ホイップ |
| パッケージの表記 | 種類別:クリーム | 名称:乳等を主要原料とする食品 |
| 主な原料 | 牛乳由来の乳脂肪 | 植物油脂 |
| メリット | ミルクのコクと口溶けが良い | 安価で泡立てやすく崩れにくい |
| デメリット | 価格が高く、分離しやすい | 乳本来の風味は控えめ |
生クリームと一口に言っても、大きく2種類に分かれます。
見分けるポイントはパッケージ裏面の「種類別」表記です。
「種類別:クリーム」と書かれているものが、牛乳由来の純生クリームにあたります。
「乳等を主要原料とする食品」と書かれているものは植物性ホイップで、厳密には生クリームとは異なる食品です。
動物性と植物性、どちらを選べばよいか
動物性の純生クリームは牛乳の風味がしっかり生きていて、濃厚な口当たりが特徴です。一方、植物性ホイップはあっさりとした口当たりで胃もたれしにくく、形崩れもしにくいという扱いやすさがあります。「仕上がりの風味を重視するか、手軽さを重視するか」で選ぶと迷いにくくなるでしょう。
乳脂肪分のパーセントで固さが変わる
パッケージに記載されている「35%」「42%」などの数字は、クリームに含まれる乳脂肪分の割合を示しています。
| 乳脂肪分の目安 | 泡立て後の固さ | 向いている用途 |
|---|---|---|
| 35〜36% | 柔らかめ・ふんわり | コーヒー・料理・パフェのトッピング |
| 38〜42% | 程よい固さ | スポンジケーキのデコレーション全般 |
| 45〜47% | しっかり硬い | フルーツサンド・気温の高い時期のデコレーション |
迷ったときは40%前後が基準
脂肪分が低すぎると水っぽくなりやすく、ケーキに塗ろうとするとダレてしまいます。逆に高すぎると固まるのが速く、慣れないうちは扱いが難しくなりがちです。はじめての方や特にこだわりがない場合は、「40%前後」を選ぶのが失敗の少ない方法です。
市販の生クリームおすすめランキングTOP10
1位|タカナシ 特選北海道純生クリーム42
| 種類 | クリーム(動物性) |
|---|---|
| 乳脂肪分 | 42.0% |
| 原料乳 | 北海道産生乳 |
| 強み | 風味と固さのバランスが良い |
| 弱み | 泡立てすぎると分離しやすい |
| 向いている用途 | ショートケーキのデコレーション、スポンジのサンド |
お菓子作りのレシピ本で指定されることも多い定番商品です。42%という乳脂肪分は、ミルクのコクを感じさせながら口の中でスッと溶けるラインで、スポンジケーキへの塗りやすさと風味のバランスが取れています。
北海道産の生乳を使っているため、クリーム自体にミルクの風味があります。泡立てると8〜9分立てでしっかりしたツノが立ち、絞り袋で模様を作るデコレーションにも向いています。
一方で、動物性クリームの性質上、ハンドミキサーで混ぜすぎるとあっという間にボソボソの状態(バター化)になってしまいます。泡立てる際は数秒ごとに状態を確認しながら進めることが大切です。特に夏場は室温が高くなりやすいため、ボウルの底を氷水に当てながら作業するのが基本です。
ショートケーキのようにクリームの風味を前面に出したいスイーツでは、動物性クリームが選ばれることが多いです。植物性ホイップに比べて乳本来の風味がはっきりと感じられるため、素材の味を活かしたいレシピに向いています。
2位|meiji おいしい生クリーム
| 種類 | クリーム(動物性) |
|---|---|
| 乳脂肪分 | 40.0% |
| 原料乳 | 生乳(国産) |
| 強み | キャップ付きで保存・計量がしやすい |
| 弱み | 容器の底に残ったクリームを出しにくい |
| 向いている用途 | ケーキ全般・少量ずつ使いたい場面 |
純生クリームとしての品質に加えて、ペットボトルのような注ぎ口とキャップが付いたパッケージ構造が使い勝手を高めている商品です。一般的な紙パックと違い、少量使った後もきちんと密閉して冷蔵保存できます。
「今日はケーキに大さじ3杯だけ使いたい」という場面でも、開封しやすく計量もしやすいため、残ったクリームをそのまま保存できるのは実用的な強みです。コーヒーやスープなど料理にちょっと加える使い方にも対応できます。
乳脂肪分40%は、1位の42%と比べて大きな差はなく、泡立て後の固さや風味もほぼ同等です。デコレーションにも料理にも使いまわせる汎用性の高さが、2位の理由といえます。
容器の底に残ったクリームが出しにくいときは、容器を傾けてよく振るか、スパチュラでかき出すのが基本です。
週に何度もお菓子作りをする方、またはクリームを少量ずつ複数回に分けて使いたい方に向いています。紙パックを毎回開け直す手間がなく、使った分だけ密閉できる構造は、日常的に使うほどに価値を感じやすいです。
3位|雪印メグミルク ホイップ 植物性脂肪40%
| 種類 | 乳等を主要原料とする食品(植物性) |
|---|---|
| 脂肪分 | 40.0%(植物性) |
| 強み | 価格が手頃で、ツノがしっかり立つ。形崩れしにくい |
| 弱み | 植物油脂由来の香りが後味に残る場合がある |
| 向いている用途 | ホールケーキのデコレーション、大量に使う場面 |
青と白のパッケージでスーパーでも見かけやすい商品です。植物性でありながら脂肪分が40%あるため、泡立て後のツノがしっかり立ち、時間が経っても形が崩れにくいのが特徴です。
植物性ホイップは動物性クリームに比べて温度変化に強く、デコレーション後に常温で少し時間が経っても形を保ちやすいという性質があります。誕生日ケーキのように、仕上げてから食卓に出すまでに時間がある場面では、この安定感が助かります。また価格が動物性クリームより手頃なため、大きなホールケーキをたっぷりデコレーションしたい場面でもコストを抑えられます。
後味に植物油脂由来の香りが感じられる場合があります。クリーム自体の風味を楽しむ目的には純生クリームのほうが適していますが、フルーツや他のフレーバーと組み合わせる場面では気になりにくくなります。
子どもの誕生日ケーキのように、デコレーションの量が多く、かつ見た目のきれいさを長時間キープしたい場面に向いています。動物性クリームより崩れにくいため、食卓に出してから食べ終わるまで形が保ちやすいです。
4位|中沢乳業 フレッシュクリーム36%
脂肪分が36%と低めで、泡立て後の口当たりが軽い動物性クリームです。ロールケーキの中にたっぷり巻き込んでも、くどさを感じにくいのが長所です。
脂肪分が低いほど泡はふんわりと軽くなる一方で、固まる力も弱くなります。このクリームを8分立てまで泡立てると、ツノは立ちますが先端がすぐに垂れてしまう程度の柔らかさになります。スポンジに塗って形を作るには少し頼りないですが、その軽さがロールケーキの断面に入れたときの口どけを損なわないという利点があります。
ムース生地に混ぜる用途でも、脂肪分が控えめなクリームを使うことでムース全体がすっきりした仕上がりになりやすいです。ただしムースの食感はゼラチンや卵の量、混ぜ方によっても変わるため、レシピ全体のバランスで調整することが大切です。デコレーションの土台には向きませんが、食感を柔らかくしたいレシピで活用できます。
「クリームをたくさん食べたいけど、くどくなりにくいものがいい」という方に向いています。ロールケーキの中に惜しみなく詰め込んでも軽やかな口当たりが続くため、満足感と食べやすさを両立させやすいです。
5位|トーラク らくらくホイップ
| 種類 | 乳等を主要原料とする食品(植物性) |
|---|---|
| 脂肪分 | 記載なし(ホイップ済み) |
| 強み | 絞るだけで使える。ボウルや泡立て器を洗う手間がない |
| 弱み | ミルク由来の風味はない |
| 向いている用途 | パンケーキ・ホットケーキのトッピング、飲み物への添え |
ボウルも泡立て器も氷水も不要で、絞り袋からそのまま使えるホイップ済みの商品です。購入してそのまま冷蔵庫に立てて保管でき、使いたい時に取り出して絞るだけという手順のシンプルさが際立ちます。
ボウルや泡立て器を洗う手間がなく、特に疲れた日の朝食や、子どもと一緒にパンケーキを楽しむような気軽な場面でその利便性を感じやすいです。ホイップクリームを使いたいけれど、準備と後片付けに時間をかけたくないという場面に向いています。
風味は植物性ベースのため、純生クリームのような濃厚さやミルク感はありません。食感はふんわりしていますが、口の中に入れると比較的早く溶けてしまいます。絞り出した後の形の保ちも、純生クリームや植物性の40%タイプよりは弱いため、精緻なデコレーションには向きません。
休日の朝にホットケーキを焼いてさっとクリームを乗せる、コーヒーにふんわり乗せて楽しむ——そういった「おいしさのちょっとした足し算」として使うのに向いています。準備と片付けに時間をかけたくない日常使いの場面で、存在感を発揮する商品です。
6位|よつ葉乳業 北海道十勝純生クリーム35
北海道十勝産の生乳のみを原料とした動物性クリームです。生乳のみのシンプルな原材料構成のため、生乳本来の風味がそのまま表れやすいのが特徴です。
乳脂肪分35%という数値は4位の中沢乳業36%と近く、口当たりの軽やかさは共通しています。フルーツの酸味に対して主張しすぎないすっきりした後味のため、いちごやマンゴーなど風味の強いフルーツと組み合わせたときに、それぞれの味が干渉しにくいのが特徴です。
一般的なスーパーでは取り扱いが限られており、自然食品店や高級食品を扱う専門店、オンラインショップなどで見かけることがあります。購入を検討する場合は、事前に取り扱い店舗を確認しておくとよいでしょう。
7位|中沢乳業 フレッシュクリーム45%
脂肪分が45%と高く、泡立て後のクリームが非常にしっかりとした状態になる動物性クリームです。フルーツサンドやフルーツロールのように、断面を美しく見せる必要がある料理では、フルーツの水分が出てもクリームが崩れにくいという特性が役立ちます。
脂肪分の高さは、一方で「扱いの難しさ」にも直結します。泡立て器やハンドミキサーを当てていると、ごく短い時間で8分立て、9分立てを通り越してボソボソのバター状になってしまいます。慣れないうちは低速で回しながら状態を確認し、目的の固さの少し手前でミキサーを止めて、あとはゴムベラで仕上げるのがひとつの方法です。
リッチなコクがあるため、一口食べると満足感がありますが、たくさん食べると重さを感じやすい面もあります。同じ中沢乳業の36%と半量ずつ混ぜて使うことで、保形力と軽やかさのバランスを調整することもできます。
8位|タカナシ 特選北海道純生クリーム35
| 種類 | クリーム(動物性) |
|---|---|
| 乳脂肪分 | 35.0% |
| 原料乳 | 北海道産生乳 |
| 強み | サラッとした液状でコーヒーや料理に溶け込みやすい |
| 弱み | ケーキのデコレーションには向かない |
| 向いている用途 | パスタのクリームソース、コーヒー・スープへの添加 |
1位と同じタカナシブランドで、乳脂肪分が低めに設定されたタイプです。液状に近いサラッとした質感で、料理への使い勝手が良い商品です。
クリームパスタやグラタンに加えると、牛乳だけでは出ないコクと風味が加わります。加熱する際は沸騰直前の温度を目安に、急激な高温にならないよう注意するとソースが分離しにくくなります。コーヒーや紅茶に少量垂らすと、ミルクとはひと味違う豊かな口当たりになります。
泡立て自体は可能ですが、乳脂肪分35%では泡が柔らかく、ケーキに塗ると時間とともに崩れてしまいます。「スイーツ用のクリームとしてではなく、料理とドリンクのコク出し用として常備する」という位置づけで使うと、その特性を最大限に活かせます。
クリームパスタやポタージュスープを週に数回作る方にとっては、冷蔵庫に常備しておきたい存在です。料理に使うだけなら200mlが一度に消費しやすい量で、無駄なく使い切れます。
9位|スジャータ 豆乳入りホイップ
豆乳を主原料としたホイップで、乳製品を使用していない点が他の商品と大きく異なります。乳製品を使用していないため、乳アレルギーへの配慮が必要な場面での選択肢の一つになります。ただし、アレルギーへの対応は個人差があるため、詳細は医師に確認することをおすすめします。
泡立ちは良好で、想像以上にしっかりとしたツノが立ちます。冷蔵で保管していれば形も比較的安定しており、絞り出し用としても使えます。カロリーは一般的な植物性ホイップより抑えられている場合が多いですが、商品によって差があるため、パッケージの栄養成分表示を確認してください。
後味に大豆由来の香りが残るため、バニラや純粋なミルク風味のスイーツに使うと風味が混ざり合う感覚を持つ方もいます。一方で、抹茶・きな粉・黒ごまなど和の素材と組み合わせると、大豆の香りがむしろ素材と調和しやすくなります。
10位|タカナシ 特選北海道純生クリーム47
| 種類 | クリーム(動物性) |
|---|---|
| 乳脂肪分 | 47.0% |
| 原料乳 | 北海道産生乳 |
| 強み | 高温時でも崩れにくく、エッジの効いた形を作りやすい |
| 弱み | 固まりが非常に速く、混ぜすぎに注意が必要。食べると重さを感じやすい |
| 向いている用途 | 夏場のデコレーションケーキ、絞り出しの精緻な模様 |
市販品の中でも乳脂肪分がとりわけ高い部類に入る商品です。乳脂肪分が高いほど泡立て時に脂肪球どうしが連なってネットワークを形成しやすくなり、泡の構造がより安定するため、室温が高い夏場でも形を保ちやすいという特性があります。
気温の高い時期にデコレーションケーキを作ると、仕上げてから食卓に出す前にクリームがダレてしまうことがあります。47%クリームはその崩れやすさをある程度カバーできるため、夏場に精緻なデコレーションを仕上げたいときの選択肢になります。
ただし、泡立て速度のコントロールが非常に重要で、ミキサーを少し当てすぎただけでボソボソになります。泡立て機は低速で使い、数秒ごとに状態を確認するのが基本です。また脂肪分の高さゆえに、一口食べると満足感がある一方、量を食べると重さを感じやすいです。他の低脂肪クリームと半量ずつ合わせて使うと、固さと食べやすさのバランスを調整できます。
生クリームの泡立て方|失敗を減らすコツ
泡立て前に確認したいこと
| チェック項目 | 理由 |
|---|---|
| クリームを使う直前まで冷蔵庫で冷やす | 温度が上がると油分と水分が分離しやすくなる |
| ボウルの底を氷水で冷やす | 作業中の温度上昇を防ぐため |
| ボウルや泡立て器に水分・油分がないか確認する | わずかな水分でも泡立ちが悪くなる |
| 目的の固さの少し手前で止める | 混ぜすぎるとボソボソのバター状になるため |
温度管理が一番の基本
生クリームの泡立てで失敗する原因として最も多いのが「温度の上昇」です。常温のまま泡立てようとすると、いくら混ぜても固まらないばかりか、油分と水分が分離してしまいます。夏場はもちろん、暖房の効いた冬の室内でも油断は禁物です。ボウルの底を氷水に当てながら混ぜることで、作業中の温度上昇を抑えられます。
クリームと道具は使う直前まで冷蔵庫に入れておくことで、泡立て開始時の温度をできるだけ低く保てます。
固さの目安を知っておこう
- 6〜7分立て:トロリとした状態で、すくうと緩やかに流れる。ムース生地に混ぜる、アイスクリームのソースとして添えるなどの用途に向く。
- 8分立て:ふんわりとツノが立ち、先端が少し垂れる状態。スポンジケーキのサンドや側面への塗り込みに適した、デコレーションの基本の固さ。
- 9分立て:ツノがしっかり立ち、形が崩れにくい状態。絞り袋でバラや星型を作るような、形をくっきり残したいデコレーションに向く。
8分立て以上になると、数十秒の違いでボソボソになることがあります。目的の固さより少し手前でミキサーを止め、ゴムベラでなじませながら仕上げると、過泡立てのリスクを減らせます。
まとめ|用途に合わせてクリームを選ぼう
| 用途 | 向いている商品 |
|---|---|
| ケーキのデコレーション全般 | タカナシ 特選北海道純生クリーム42(1位) |
| 少量使いと保存のしやすさ | meiji おいしい生クリーム(2位) |
| 大量デコレーション・コストを抑えたい | 雪印メグミルク ホイップ 植物性脂肪40%(3位) |
| 軽い口当たりを楽しみたい | 中沢乳業 フレッシュクリーム36%(4位) |
| 手軽さを最優先したい | トーラク らくらくホイップ(5位) |
| フルーツと合わせたい | よつ葉乳業 北海道十勝純生クリーム35(6位) |
| フルーツサンドなど保形力重視 | 中沢乳業 フレッシュクリーム45%(7位) |
| 料理・ドリンク用 | タカナシ 特選北海道純生クリーム35(8位) |
| 乳製品不使用・カロリー控えめ | スジャータ 豆乳入りホイップ(9位) |
| 夏場の崩れにくさ重視 | タカナシ 特選北海道純生クリーム47(10位) |
生クリームは「動物性か植物性か」「乳脂肪分は何%か」という2つの軸で整理すると、用途に合ったものが選びやすくなります。まずはパッケージ裏面の「種類別」表記と脂肪分の数字を確認するところから始めてみてください。





