生クリームの使い切りレシピ|余った量別・料理とスイーツのアイデアまとめ
お菓子を作った後に生クリームが余ってしまい、使い切れずに賞味期限を過ぎてしまった、という経験はないでしょうか。生クリームは開封後の保存期間が短く(目安2〜3日)、使いかけのまま放置するのがもったいない食材のひとつです。
この記事では、余った量ごとに使えるレシピのアイデアを紹介します。大さじ数杯の少量から1パック丸ごとまで、料理・スイーツ両方のアイデアを幅広く取り上げています。
なお、加熱調理に使う場合は必ず動物性の純生クリームを選んでください。植物性クリームは熱を加えると分離しやすく、料理の仕上がりに影響します。
大さじ2〜3杯(30〜50ml)の少量が余ったとき
料理の仕上げに加えてコクを足す
| 使い方 | ポイント |
|---|---|
| コーンスープ・ポタージュに加える | 最後に回しかけるだけ。牛乳より濃厚な仕上がりになる |
| カレーに加える | 辛みがやわらぎ、まろやかな口あたりになる |
| オムレツ・スクランブルエッグに加える | 卵液に混ぜて焼くとふんわりした食感になる |
| グラタン・ドリアのソースに加える | ベシャメルソースをのばすのに使える |
大さじ数杯程度の少量であれば、料理の仕上げに加えるだけで使い切れます。量が少なくても、スープやソースのなめらかさとコクを引き上げる効果があるためです。
火を止める直前に加えると風味が飛びにくく、少量でもクリームらしさが出ます。
コーヒー・紅茶に加える
泡立てずにそのままコーヒーや紅茶に垂らすだけでも使えます。牛乳代わりに使うと、飲み物のコクが増します。砂糖不使用のブラックコーヒーにほんの少し加えると、苦みがやわらいで飲みやすくなります。
100ml前後が余ったとき
クリームパスタ
生クリームが100ml程度あれば、クリームパスタをひとり分作れます。フライパンでにんにくをオリーブオイルで炒め、生クリームを加えて軽く煮詰め、茹でたパスタを絡めるだけです。ベーコン・きのこ・鮭などを組み合わせると、食材によってソースの風味が変わります。
塩で味を整えるとき、パスタの茹で汁を少量加えるとソースがパスタによく絡みます。火加減は中火を保ち、沸騰させすぎないことが分離防止のコツです。
チキンやきのこのクリーム煮
鶏肉やきのこをバターで炒め、白ワインを加えてアルコールを飛ばし、生クリームと少量のコンソメで煮込むだけで完成します。生クリームのコクで、シンプルな材料でも深みのある味わいになります。
薄力粉を肉にまぶしてから焼くと、ソースにとろみがついてクリームによく絡みます。仕上げに塩・こしょうで味を調えたら完成です。
簡単パンナコッタ
生クリーム100ml+牛乳100ml+砂糖20g+粉ゼラチン2.5gという最小限の材料で作れるデザートです。鍋に生クリームと牛乳・砂糖を入れて温め、砂糖が溶けたら火を止めてふやかしたゼラチンを加え、容器に流して冷やし固めるだけです。
バニラエッセンスを数滴加えると香りが増します。冷蔵庫で2〜3時間冷やせば固まります。
1パック(200ml)を使い切りたいとき
生チョコレート
材料はチョコレート200g・生クリーム100ml・無塩バター10gの3点が基本です。チョコレートを細かく刻み、温めた生クリームを加えて混ぜ、バターを加えてよく溶かしたらバットに流して冷蔵庫で固めます。固まったら切り分けてカカオパウダーをまぶせば完成です。
生クリームを温めるときは沸騰させず、鍋の縁がふつふつしてきたら火を止めるのが目安です。沸騰させるとチョコレートと合わせたときに分離しやすくなるため注意が必要です。
残りの100mlはパンナコッタや飲み物に使うか、冷凍保存しておくと次回すぐ使えます。
レアチーズケーキ
クリームチーズ200g・生クリーム200ml・砂糖40g・レモン汁大さじ1・粉ゼラチン5gで作るオーブン不要のケーキです。ゼラチンを使うため冷やすだけで固まり、焼き工程が不要なぶん失敗しにくいのが特徴です。
ビスケットをポリ袋に入れて砕き、溶かしバターと混ぜて型の底に敷き詰めておくと、底台の食感が加わります。チーズクリームを流し込んで冷蔵庫で3時間以上冷やせば完成です。
クリームシチュー
鶏肉・野菜を炒めてブイヨンで煮込んだあと、市販のルーではなくバター・薄力粉・牛乳で作るホワイトソースに生クリームを加えると、市販ルー仕立てより軽くてなめらかな仕上がりになります。
生クリームは最後の5分で加えるのがポイントです。長時間煮込むと脂肪分が分離することがあるため、仕上げのタイミングで加えてさっと温める程度にとどめましょう。
アイスクリーム(ノーチャーン)
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 生クリーム | 200ml |
| コンデンスミルク | 100g |
| バニラエッセンス | 少量 |
生クリームを八分立てに泡立て、コンデンスミルク(加糖練乳)100g・バニラエッセンス少量を混ぜ合わせ、容器に移して冷凍庫で4〜5時間固めるだけです。アイスクリームメーカーや卵不要で、材料を混ぜて凍らせるだけなのでハードルが低い作り方です。
抹茶パウダーやインスタントコーヒーを加えてアレンジすることもできます。
それでも使い切れないときは?
この記事のレシピを試してもまだ余ってしまった場合は、冷凍保存という手段があります。冷凍の方法・保存期間・解凍のコツについては「生クリームの保存方法」の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
まとめ
生クリームが余ったときは、量に合わせてレシピを選ぶのが効率的な使い切り方です。大さじ数杯の少量ならスープやカレーへの仕上げ使いが手軽で、100ml前後あればクリームパスタやパンナコッタが作れます。1パック丸ごとなら生チョコやレアチーズケーキ、アイスクリームなどまとまったスイーツに活用できます。
それでも余る場合は冷凍保存も有効です。保存方法の詳細は専用記事に譲りますが、開封後の賞味期限は短いため、使う分量をあらかじめ計画しておくことが一番の近道です。





