【製菓機械】愛知電熱株式会社のトンネルオーブンを紹介

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愛知電熱株式会社のトンネルオーブン

愛知電熱株式会社(AICHI)は、食品機械・製菓機械の製造において長年の実績を誇る企業です。同社の「トンネルオーブン」は、自動で最適な焼き上がりを実現するために開発されました。このオーブンの特長やメリットについて詳しくご紹介します。

トンネルオーブンとは

トンネルオーブンは、トンネル状の炉内を生地がベルトコンベアーで通過しながら、正確な温度調整のもとで加熱される装置です。このシステムにより、均一で効率的な焼き上がりが可能となります。焼き菓子やパンなど、多種多様な製品に対応できるため、幅広いニーズに応えることができます。

特別仕様「ピッコロトンネル」

「ピッコロトンネル」は、6取り天板に対応した小型オーブンです。小型ながら3ゾーン温度調整を備え、高品質な焼き上がりを提供します。特に小規模な製菓工場や店舗に最適なモデルです。

  • 電気容量:3P 200V/25kW
  • 温度調節:全自動6区分
  • 操作盤:タッチパネル式
  • 排気:自然排気

トンネルオーブンの特長

正確な温度調節機能

新燃焼システムを採用し、±1℃の高精度な温度管理を実現しました。従来の方式とは異なり、温度を正確に維持しながら焼き上げるため、製品の品質を安定させることができます。

静音設計の採用

小型シロッコファンを採用し、ブロワー(送風機)からの騒音を完全に解消しました。静音設計でありながら、十分な風量を供給するため、作業環境の快適性を向上させます。

燃費効率の向上

オーブン内で燃焼排気熱を有効活用し、無駄な熱を最小限に抑える設計が特徴です。外部へ放出される排気を自然排気構造にすることで、エネルギー効率を高めています。

湿熱焼成の効果

焼成中に生地から発生する水分をオーブン内に保つことで、湿熱状態を維持します。この工夫により、クッキーやサブレなどの焼き菓子がサクッとした食感に仕上がり、風味も向上します。

操作性とデザイン性

簡単な操作システム

バーナーの点火や温度調整は、押ボタンとグラフィックパネルで直感的に操作可能です。初めて使用する方でも簡単に設定・管理ができます。

圧迫感のない設計

本体R構造を採用し、操作盤を天井部分に集約。衛生面や安全性に配慮しつつ、圧迫感を軽減したデザインを実現しています。また、2トーン塗装で視覚的な美しさも追求しました。

カスタマイズ対応とサポート体制

愛知電熱株式会社では、受注生産方式を採用しており、お客様の要望に応じてオーブンの幅や長さなどを調整することが可能です。創業昭和6年(1931年)から培った技術力で、多種多様なニーズに対応します。「こんな仕様にできるのか?」というご相談にも柔軟に応じています。

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