パルテノでココナッツサブレチーズケーキを作る方法|日本初ギリシャヨーグルトの活用法

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森永乳業のパルテノは、2011年に発売された日本初のギリシャヨーグルトです。ギリシャ伝統の水切り製法で作られており、スプーンを逆さにしても落ちないほど濃密でクリーミーな食感が特徴になっています。

2025年12月にSNSで話題となったココナッツサブレヨーグルトで作るチーズケーキでも、パルテノを使った成功例が多数報告されています。本記事では、パルテノの特徴やココナッツサブレとの組み合わせでチーズケーキを作る方法を詳しく解説します。

目次

パルテノの誕生と歴史

パルテノは、森永乳業が2011年9月1日に発売したギリシャヨーグルトです。ギリシャ伝統の水切り製法を工業的に再現し、通常のヨーグルトの3倍に成分を濃縮しています。

ギリシャヨーグルトと普通のヨーグルトの違いについて詳しくはこちら

開発の背景

2008年パルテノの開発プロジェクト開始
1990年代後半ヨーロッパでギリシャヨーグルトブーム
2004年アテネオリンピックを機にアメリカで普及
2011年9月1日パルテノ発売、日本初のギリシャヨーグルト

パルテノの開発が始まったのは2008年です。当時、ギリシャヨーグルト1990年代後半にヨーロッパでブームが起こり、2004年のアテネオリンピックを機にアメリカでも急速に広まっていました。

一方、日本のヨーグルト市場は脂肪ゼロなどの健康機能を打ち出した商品が主流で、おいしさや嗜好性のバリエーションが乏しい状況でした。日本のヨーグルト市場に新たなカテゴリーを築きたいという思いから、ギリシャヨーグルトの開発プロジェクトが始まりました。

伝統製法の工業化

パルテノの開発で最も重視されたのは、伝統的なギリシャヨーグルトの製法を徹底的に再現することでした。ギリシャでは各家庭がモスリンと呼ばれる布袋で水切りし、水分や乳清を取り除いて濃厚なヨーグルトを作ります。

この伝統的な製法を工業的製造で再現するノウハウがなかったため、一から手探りで技術開発が行われました。高たんぱく質のヨーグルトを作る場合、あらかじめ乳たんぱく質が濃縮された原料を乳に混ぜる製法もありますが、その方法では雑味やざらつきが強く、ギリシャヨーグルトならではのおいしさが損なわれてしまいます。

おいしさとなめらかさに一切妥協せず、さまざまな濃縮技術の検討を進めた結果、パルテノの核となる水切り製法が開発されました。

9月1日はパルテノの日

2011年9月1日にパルテノは発売され、日本初のギリシャヨーグルトとして注目を集めました。スプーンを逆さにしても落ちないほどの濃密さと、クリーミーな味わいは従来のヨーグルトの常識を覆しました。

この発売日である9月1日は、ギリシャヨーグルトの日であるとともにパルテノの日として制定されています。

パルテノの特徴

パルテノには、通常のヨーグルトとは異なるいくつかの特徴があります。

3倍濃縮の高タンパク質

成分パルテノ(100gあたり)通常のヨーグルト
タンパク質約9〜10g約3〜4g
カロリー99kcal約60kcal
濃縮倍率3倍1倍

パルテノは、通常のヨーグルトの約3倍のたんぱく質を含んでいます。100gあたりのたんぱく質量は約9〜10gで、効率的にタンパク質を摂取できます。

水切り製法によって水分と乳清が取り除かれるため、ヨーグルトの成分が濃縮されます。タンパク質だけでなく、カルシウムや乳酸菌も豊富に含まれており、健康維持に役立ちます。

濃密でクリーミーな食感

最大の特徴は、その濃密でクリーミーな食感です。スプーンを逆さにしても落ちてこないほどの固さがあり、クリームチーズ生クリームのような質感が楽しめます。

通常のヨーグルトはサラサラとした液体に近い状態ですが、パルテノは固形に近い濃厚な食感です。口の中でもったりとしたクリーミーな感触が残り、デザート感覚で味わえます。

酸味が少ないまろやかさ

水切り製法で作られたパルテノは、一般的なヨーグルトに比べて酸味が少なめです。ミルク感が強くまろやかな風味があるため、ヨーグルト特有の酸っぱさが苦手な人でも食べやすくなっています。

そのまま食べても十分おいしく、はちみつやフルーツソースを加えるとさらにデザート感が増します。

遮光性のある独自容器

光が当たると乳は酸化し、風味が損なわれます。ギリシャヨーグルトのおいしさを損なうことなく味わえるよう、包材メーカーや社内の包装開発チームと協力して、カップに遮光性をもたせた独自の新容器が開発されました。

パッケージデザインには、澄みきった深いブルーが美しいエーゲ海と、白い壁と青いドームが特徴的なギリシャの街並みが表現されています。

パルテノの種類

パルテノには、さまざまなフレーバーとサイズの製品がラインナップされています。

プレーン砂糖不使用の特徴

サイズ用途特徴
100g1食分、おやつ、朝食食べきりやすい
280g料理、お菓子作り大容量でたっぷり使える

基本となるのは、砂糖や香料を一切加えないプレーンタイプです。100gと280gの2つのサイズがあり、用途に合わせて選べます。

100gタイプは1食分として食べきりやすいサイズで、おやつや朝食に適しています。280gの大容量タイプは、料理やお菓子作りに惜しみなく使えるため、ココナッツサブレチーズケーキを作る際にもおすすめです。

パルテノの詳細情報はこちらの記事もご覧ください

はちみつ付タイプの楽しみ方

ギリシャで食されている伝統的な組み合わせを楽しめるよう、はちみつを別添えにした製品もあります。まずはヨーグルト本来の味わいを楽しみ、その後にはちみつをプラスすることで、濃厚なギリシャヨーグルトの味わいとはちみつの香り、甘味の調和を感じられます。

すっきりとキレのあるはちみつが、濃厚クリーミーなヨーグルトの味わいを引き立てます。甘みがあるため、プレーンタイプが苦手な人でも食べやすくなっています。

フルーツソース入の種類

ブルーベリーソース入やいちごソース入など、フルーツソースが別添えされたタイプもあります。ソースを混ぜることで、フルーティーな味わいのデザートヨーグルトとして楽しめます。

ソースは別添えのため、ヨーグルトの濃厚な味わいとソースの甘酸っぱさを分けて楽しむことも、混ぜて一体感を味わうこともできます。

クリーミーバニラ味の特徴

バニラの風味を加えたタイプもあります。ヨーグルトを3倍濃縮しているため、クリーミーで濃厚なおいしさとプロテインがたっぷり詰まっています。

バニラの優しい甘みとパルテノの濃厚さが組み合わさり、スイーツ感覚で楽しめます。

パルテノの栄養価

パルテノは、おいしさだけでなく栄養価の高さも魅力です。

カロリーと栄養成分の内訳

栄養素プレーン砂糖不使用100gあたり
カロリー99kcal
タンパク質約9.9g
脂質約4.2g
炭水化物約4.8g

プレーン砂糖不使用100gあたりのカロリーは99kcalです。通常のヨーグルトと比べて濃厚ですが、低カロリーでヘルシーに楽しめます。

タンパク質は100gあたり約9.9g含まれており、通常のヨーグルトの約3倍です。筋トレやダイエット中の人にとって、効率的にタンパク質を摂取できる食材になります。

健康維持に役立つ乳酸菌

パルテノには生きた乳酸菌が含まれています。腸内で善玉菌として働き、腸内環境を整える効果が期待できます。

乳酸菌は腸内フローラのバランスを改善し、便通を良くするだけでなく、免疫力の向上や肌の調子を整える効果も報告されています。毎日習慣的に食べることで、健康維持に役立ちます。

美容と健康を支える栄養素

カルシウムも豊富に含まれており、骨や歯の健康維持をサポートします。高タンパク質でありながらヘルシーなため、美容や健康に気を使っている人や成長期の子どもにも向いています。

タンパク質は筋肉や内臓、骨、血液から肌や髪の毛まで、体のほとんどを構成する栄養素です。自然体で健康的に生活したいすべての人に重要な成分といえます。

パルテノでココナッツサブレチーズケーキを作る方法

2025年12月にSNSで大きな話題となったココナッツサブレヨーグルトで作るチーズケーキは、パルテノを使うと成功しやすいという報告が多数寄せられています。

ココナッツサブレとヨーグルトのチーズケーキについて詳しくはこちら

基本の作り方

材料分量
パルテノプレーン砂糖不使用280g
ココナッツサブレ10〜16枚
お好みのトッピング(はちみつジャムなど)適量

作り方は非常にシンプルです。パルテノプレーン砂糖不使用280gの容器に、ココナッツサブレを10〜16枚差し込みます。容器にそのまま差し込んでいくだけなので、特別な道具や技術は必要ありません。

冷蔵庫で12時間以上、できれば一晩寝かせます。サブレがパルテノの水分を吸収することで、パルテノがさらに濃厚になり、レアチーズケーキのような食感に変化します。

仕上げにはちみつジャムをかけると、甘みが加わりバランスの取れた味わいになります。プレーンタイプは無糖のため、トッピングで甘さを調整できます。

ココナッツサブレとヨーグルトを寝かせる最適な時間についてはこちら

パルテノを選ぶメリット

項目パルテノの優位性
初期状態あらかじめ水切りされている
失敗率低い(濃厚な状態で安定)
酸味控えめでまろやか
仕上がりチーズケーキに近い食感

パルテノはあらかじめ水切りされているため、最初から濃厚な状態です。通常のプレーンヨーグルトは水分が多く、サブレを入れてもサブレがふやけるだけでヨーグルトが濃厚にならない場合があります。

パルテノを使えば失敗が少なく、確実にチーズケーキのような食感が得られます。酸味も控えめなため、ココナッツサブレの甘みとのバランスが良く、まろやかな味わいに仕上がります。

パルテノを使ったチーズケーキの詳しいレシピはこちら

SNSでの成功例

SNS上では、パルテノを使った成功例が多数報告されています。12月中旬頃からXで投稿が相次ぎ、日清シスコのココナッツサブレ公式アカウントが6年ぶりに反応したことも話題となりました。

実際に作った人からは「食感はほぼほぼチーズケーキ」「超濃厚、濃密なチーズケーキ」「レアチーズケーキ感がある」といった高評価の感想が寄せられています。ほぼレアチーズケーキの食感と濃度で、濃密なコク感があるという声が多く見られます。

サブレの枚数と寝かせる時間

項目推奨理由
サブレの枚数10〜16枚水分をしっかり吸収させるため
寝かせる時間12時間以上(一晩推奨)サブレが十分に水分を吸収する時間
最適な時間帯12〜15時間柔らかくなりすぎず最適な食感

パルテノ280gに対して、ココナッツサブレは10〜16枚が目安です。サブレが多いほど、ヨーグルトの水分がしっかり吸収され、チーズケーキらしい仕上がりになります。

寝かせる時間は最低でも12時間、できれば一晩が推奨されています。時間が短いとサブレが十分に水分を吸収せず、ヨーグルトも濃厚になりません。逆に時間を置きすぎると柔らかくなりすぎる場合もあるため、12〜15時間を目安に様子を見ると良いでしょう。

ココナッツサブレとヨーグルトの組み合わせについて詳しくはこちら

アレンジ方法

基本のレシピでも十分おいしいですが、アレンジを加えることでさらに楽しめます。

レモン汁を加える方法

パルテノにレモン汁を適量加えて混ぜてからココナッツサブレを入れると、より本格的なチーズケーキの風味に近づきます。レモンの酸味が加わることで、レアチーズケーキらしいやかな味わいになります。

ポッカレモンなど市販のレモン汁を使えば、手軽にアレンジできます。レモン汁を加える場合は、パルテノにレモン汁を混ぜてからサブレを差し込みましょう。

層にして作る方法

タッパーを使って層にする方法もあります。タッパーの底に大きめに砕いたサブレを敷き、その上にパルテノを広げ、再びサブレ、パルテノと交互に重ねていきます。

一番上はサブレで蓋をすると、食べるときに食感が残って美味しくなります。層にすることで見た目も華やかになり、取り分けやすくなります。

メープルシロップで甘みを加える方法

プレーンタイプに甘みを足したい場合は、メープルシロップを混ぜてからココナッツサブレと重ねる方法もあります。コクのある甘さが加わり、リッチな味わいになります。

はちみつやメープルシロップは、パルテノの濃厚さとよく合います。好みの甘さに調整できるのも、プレーンタイプならではの利点です。

フルーツソース入を使う方法

パルテノブルーベリーソース入やいちごソース入を使って作る方法もあります。ソースが底にあるため、サブレを差し込むとソースがあふれてくる場合があるので注意が必要ですが、フルーティーな味わいのチーズケーキ風デザートが楽しめます。

ソースのフルーツ感とココナッツサブレの甘さが組み合わさり、一味違った仕上がりになります。

パルテノの活用方法

ココナッツサブレチーズケーキ以外にも、パルテノはさまざまな用途に活用できます。

そのまま食べる楽しみ方

パルテノはそのままでも十分おいしく食べられます。濃厚でクリーミーな食感と、まろやかな味わいがデザート感覚で楽しめます。

フレッシュフルーツやグラノーラをトッピングすると、見た目も華やかになり、栄養バランスも良くなります。朝食やおやつとして手軽に取り入れられます。

料理に使う方法

酸味が少ないため、料理にも活用しやすいです。サワークリームやマヨネーズの代わりとして使うと、カロリーを抑えながらクリーミーな味わいが楽しめます。

カレーの隠し味に加えると、まろやかさとコクが増します。サラダのドレッシングやディップソースとしても使えます。とコショウで味を調えれば、野菜スティックにつけるディップが完成します。

お菓子作りに使う方法

クリームチーズの代わりとしてチーズケーキティラミスに使えます。クリームチーズよりも低カロリーで、さっぱりとした仕上がりになります。

パンケーキマフィンの生地に混ぜると、ふんわりとした食感になり、タンパク質も補えます。ホットケーキミックスに混ぜるだけで、栄養価の高いおやつが作れます。

ヨーグルトを使ったチーズケーキのレシピはこちらもご覧ください

ヨーグルト種菌として使う方法

パルテノは、ヨーグルトメーカーでヨーグルト種菌としても使えます。

牛乳とパルテノを混ぜて42℃で7時間発酵させると、パルテノのようなヨーグルトが作れます。

できあがったヨーグルトを水切りバスケットで9時間ほど水切りすると、クリームチーズのようにしっかり固まった水切りヨーグルトになります。

ヨーグルトの水切り方法について詳しくはこちら

パルテノと他のギリシャヨーグルトとの違い

日本国内では複数のギリシャヨーグルトが販売されていますが、パルテノにはいくつかの特徴があります。

なめらかさとクリーミーさの違い

項目パルテノ他のギリシャヨーグルト
硬さ中程度製品により硬め〜柔らかめ
なめらかさ非常になめらか製品により異なる
プロテイン感控えめ製品により強め

パルテノは、他のギリシャヨーグルトと比べてなめらかさとクリーミーさが際立っています。オイコスほど硬くはなく、プロテイン感も控えめなため、そのまま食べたい人にも向いています。

しっかりしたチーズケーキ感よりも、軽めでなめらかな食感を楽しみたい人には、パルテノが適しています。口当たりがやさしく、デザート感を重視する人に好まれます。

ギリシャヨーグルトの種類や特徴についてはこちらもご参照ください

酸味の少なさ

パルテノは他のギリシャヨーグルトと比べて酸味が控えめです。ココナッツサブレの甘さと合わさると、レアチーズケーキに近い味わいになりやすいという特徴があります。

酸っぱいヨーグルトが苦手な人でも食べやすく、料理にも使いやすい万能タイプです。

プレミアム感のある価格

パルテノは他のヨーグルトと比べると価格がやや高めです。100gあたりで計算すると、通常のプレーンヨーグルトの2〜3倍の価格帯になります。

ただし、濃厚な味わいと高い栄養価を考えると、デザート代わりやプロテイン補給として考えれば、コストパフォーマンスは悪くありません。

まとめ

森永乳業のパルテノは、2011年に発売された日本初のギリシャヨーグルトです。ギリシャ伝統の水切り製法で作られており、通常のヨーグルトの3倍のタンパク質を含み、濃密でクリーミーな食感が楽しめます。

2025年12月にSNSで話題となったココナッツサブレヨーグルトで作るチーズケーキは、パルテノを使うと成功しやすく、多くの人が実際に試して高評価を得ています。パルテノ280gにココナッツサブレを10〜16枚差し込み、一晩寝かせるだけで、レアチーズケーキのような味わいが楽しめます。

そのまま食べても、料理やお菓子作りに使っても楽しめるパルテノは、日常の食卓に取り入れやすい食材です。プレーンタイプやはちみつ付、フルーツソース入りなど、さまざまなフレーバーから好みに合わせて選んでみてください。

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