ココアシガレットは体に悪い?成分・カロリーと砂糖の量、禁煙に使えるかを解説

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ココアシガレットは体に悪い?
ココアシガレットは主に砂糖で作られたお菓子です。砂糖を過剰に摂取すると虫歯や肥満の原因になり、長期的には生活習慣病のリスクを高める可能性があります。
オリオンが公表している栄養成分表示(2026年1月現在)では、ココアシガレットは100gあたりエネルギー402kcal、炭水化物96.5gです。脂質は1.6g、たんぱく質は0.3gしかなく、ほぼ糖質だけでできているお菓子といえます。コーラやサワーなど、ほかのシガレットシリーズもほとんど同じ数値です。
シガレットシリーズの栄養成分(100gあたり)
| 商品 | エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 |
|---|---|---|---|---|
| ココアシガレット | 402kcal | 0.3g | 1.6g | 96.5g |
| コーラシガレット | 400kcal | 0.1g | 1.2g | 97.2g |
| サワーシガレット | 400kcal | 0.1g | 1.2g | 97.3g |
| ミニビタCシガレット | 402kcal | 0.4g | 1.2g | 97.4g |
| ブルーベリーシガレット | 400kcal | 0.2g | 1.5g | 96.4g |
参考:シガレットシリーズ 栄養成分表示(2026年1月現在)|オリオン株式会社
1箱に入っているのは6本です。ときどき1箱を楽しむ程度なら、それだけで健康を大きく損なう心配は小さいと考えられます。気をつけたいのは、ジュースやほかのお菓子と重なって、1日の砂糖の量が知らないうちに増えることです。
参考:ココアシガレット 30個入り|オリオン公式オンラインショップ
WHO(世界保健機関)は、砂糖などの「遊離糖類」を1日の総エネルギー摂取量の10%未満に抑えるよう勧めています。さらに5%未満、成人でおよそ25g(ティースプーン6杯分)まで減らすと、より健康上の利点があるとしています。子どもが食べるときは、その日のおやつや飲み物とあわせた量で考え、食べたあとに歯をみがく習慣をつけておくと安心です。
参考:WHO calls on countries to reduce sugars intake among adults and children|WHO(世界保健機関)
ココアシガレットとは?
ココアシガレットは1951年(昭和26年)に発売された駄菓子で、タバコを模した細長い円筒形の砂糖菓子です。先端が赤く色付けされており、タバコのような見た目が特徴です。主原料は砂糖で、ココアの風味とハッカの爽やかな香りが楽しめます。
発売当初は「大人のマネをしたい子ども向けのお菓子」として登場しました。現在では昭和レトロな駄菓子として、子どもだけでなく、大人にも懐かしさとともに親しまれています。
2024年7月には、ココアシガレットを粒状にした「折れへん!?ココシガタブレット」も発売されました。棒の形をやめてチャック付きの袋に入れたもので、ココアシガレットと同じ味をタブレットで楽しめます。
参考:子どもの憧れ「ココアシガレット」が「粒」になった!? 企業ロゴまで大胆チェンジで新発売へ|まいどなニュース
ココアシガレットは販売中止?
結論からいうと、ココアシガレットは2026年10月現在も販売されています。製造元のオリオン株式会社の公式サイトでは、現在販売中の「シガレットシリーズ」に掲載されています。
販売中止の噂の理由
販売中止の噂が広がった背景には、主に2つの理由があります。
「一時販売中止」は公式には確認できない
原材料への懸念や「子どもの喫煙を助長する」という理由で一時的に販売が止まった、という話がネット上で見られます。ただ、オリオンの発表などで確認できる情報は見当たりません。見た目から「喫煙を助長している」というクレームが入ることは多かったと、オリオンの担当者がウォーカープラスの取材で話しています。
参考:「ココアシガレット」が禁煙応援グッズになった理由とは?作って食べて、実際に禁煙してみた|ウォーカープラス
シリーズ商品の終売と混同された
オレンジシガレット、イチゴシガレット、オトナシガレット、抹茶シガレットなどのシリーズ商品は、すでに廃盤になっています。こうした終売の情報が、ココアシガレット本体の販売終了と混同されたと考えられます。なお、ブルーベリーシガレットは一度廃盤になったあと、2025年2月にデザインを新しくして再び発売されました。
ココアシガレットで禁煙できる?
禁煙応援シガレット組立販売キットとは?
「禁煙応援シガレット 組立販売キット」は、ココアシガレットを入れて遊べる自動販売機風のペーパークラフトです。オリオンは、生誕60年を迎えた2011年から「オリオンは貴方の禁煙を応援します!」というキャッチコピーを掲げ、ココアシガレットを禁煙応援のお菓子として打ち出しています。
キットには、組み立て式の本体とココアシガレット6個パックが入っています。完成すると高さ約30cmの自動販売機になり、付属のカードを差し込むとココアシガレットが出てきます。ほかのシガレットシリーズを入れて使うこともできます。
参考:禁煙応援シガレット 組立販売キット|オリオン株式会社
参考:「ココアシガレット」が禁煙応援グッズになった理由とは?作って食べて、実際に禁煙してみた|ウォーカープラス
禁煙支援としての効果
ディスペンサーにココアシガレットを補充し、専用の「禁煙応援パスポート(nospo)」を挿入すると、シガレットが1本ずつ取り出せる仕組みになっています。このシステムにより、タバコを吸いたくなった時にココアシガレットを代用品として使用できます。
実際に禁煙に挑戦した人の報告によると、最初は「禁煙のプレッシャーがすごい」と感じつつも、ココアシガレットをくわえることで気を紛らわせることができたようです。口寂しさを満たし、手持ち無沙汰感を解消する効果があります。
禁煙挑戦レポート
ウォーカープラスの編集部員がこのキットを使って禁煙に挑戦したところ、初日は9時間タバコを吸わずに過ごせました。それまでは30分〜1時間に1本、1日およそ1箱を吸っていたそうです。完全な禁煙には至らなかったものの、後日「1日10本未満に抑えることができた」と報告しており、禁煙のきっかけとしては役立ったようです。
ただし、ココアシガレットはあくまでも補助的なものであり、本格的な禁煙を目指す場合は医療機関や禁煙外来の利用も検討すべきでしょう。砂糖を多く含むため、糖分の過剰摂取には注意が必要です。
ココアシガレットに関する社会的議論
子どもへの影響について
ココアシガレットは、子どもに喫煙の真似をさせることで将来の喫煙を促進するのではないかという懸念が過去に議論されてきました。特に健康意識の高まりとともに、こうした議論は強まってきました。
一方で、ココアシガレットが実際の喫煙行動に影響するという科学的根拠は限られています。むしろ現代では駄菓子としての文化的価値や昭和レトロ感を楽しむ側面が強調されています。親世代から子どもへと伝えられる駄菓子文化の一部として位置づけられています。
時代の変化とココアシガレット
社会の喫煙に対する認識は大きく変化しています。公共の場での喫煙規制が強化され、健康意識が高まる中、ココアシガレットも時代に合わせた位置づけの変化が見られます。販売当初の「大人への憧れ」という側面から、現在では「昭和レトロ」という文化的価値に重点が移っています。
禁煙支援アイテムとしての新たな活用法も生まれ、時代の変化に適応していると言えるでしょう。このように時代とともに意味合いを変えながらも、長く愛され続けているのがココアシガレットの特徴です。
ココアシガレットはどこで買える?
ココアシガレットは、全国のさまざまな店舗で購入可能です。
- コンビニエンスストア(取り扱いは店舗によって異なります)
- スーパーマーケット(イオンなど)
- ディスカウントストア(ドン・キホーテなど)
- ドラッグストア
- インターネット通販(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど)
ただし、店舗によっては取り扱いがない場合もあるため、購入前に確認するのが良いでしょう。
ココアシガレットの価格
オリオン公式オンラインショップでは、ココアシガレット30個入りの箱が1,296円(税込)で販売されています。1個あたりに直すと約43円です。駄菓子店やスーパーでの価格は店舗によって異なり、ネット通販では30個入りの箱や、複数箱のセットで売られています。
参考:ココアシガレット 30個入り|オリオン公式オンラインショップ
この手頃な価格も、長年にわたって愛され続けている理由の一つです。駄菓子として、子どもでも買いやすい価格設定がされているのも特徴です。
ココアシガレットの歴史
ココアシガレットは、オリオン株式会社によって製造・販売されています。1951年の発売以来、駄菓子の定番商品として多くの人に愛され続けています。かつては「タバコを吸う真似をする」遊びの一環として人気がありました。喫煙に対する社会の目が厳しくなった現代でも、レトロな駄菓子として根強い人気を誇ります。
近年の昭和レトロブームもあり、大人のファンが増えていることも特徴の一つです。
オリオンの公式サイトによると、ココアシガレットは昭和26年(1951年)の発売当時5円で、原料は砂糖とココア、ハッカだけのシンプルなものでした。ピーク時には年間1,800万個を出荷していたそうです。
オリオン公式オンラインショップの紹介文では、ココアシガレットはもともと他社が「煙草の前に食べる大人向けのお菓子」として売り出した商品で、子ども向けを開発したのはオリオンだけだったと説明されています。価格は昭和29年(1954年)ごろが10本入りで10円、2021年の取材時点では30円(税抜)でした。
参考:ココアシガレット 30個入り|オリオン公式オンラインショップ
参考:「ココアシガレット」が禁煙応援グッズになった理由とは?作って食べて、実際に禁煙してみた|ウォーカープラス
ココアシガレットの特徴
成分と食感
ココアシガレットの主な原材料は砂糖で、ココアパウダーとハッカ油が加えられています。食感はサクッとした軽い口当たりで、口の中で溶けるような独特の感覚が特徴です。ココアの風味とハッカの爽やかさが絶妙に組み合わさり、飽きのこない味わいを楽しめます。
パッケージデザイン
ココアシガレットのパッケージは、赤と白の配色が特徴的で、タバコの箱を模したデザインになっています。箱を開けると、白い紙に包まれたココアシガレットが6本入っており、先端が赤く色付けされていることで、よりリアルなタバコ風の見た目を演出しています。
このレトロなデザインは、駄菓子としての魅力を一層引き立てる要素となっており、時代が変わっても基本的なデザインは大きく変わっていません。
まとめ
ココアシガレットは1951年から販売され続けている、レトロな駄菓子です。タバコを模した見た目が特徴で、ココアの風味とハッカの爽やかさが楽しめます。
販売中止の噂もありますが、現在も通常通り販売されています。駄菓子店やスーパー、通販サイトなどで手軽に購入でき、昭和レトロブームの影響もあり、今なお多くの人々に親しまれています。
砂糖が主成分のため、食べ過ぎには注意が必要ですが、適量を守れば健康への影響は大きくありません。懐かしさとともに楽しめるココアシガレットは、これからも多くの世代に愛され続けるでしょう。