たけのこの里とは|人気の理由やきのこの山との違い

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チョコレート・ライブラリ
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たけのこの里とは
たけのこの里が誕生したのは1979年のことです。それより4年前の1975年には、すでに「きのこの山」が発売されていました。
きのこの山は市場で確かな評価を得ており、その成功を受けて明治は新しいコンセプトの商品を開発することを決めました。そうして生まれたのが、このたけのこの里なのです。
きのこの山の発祥起源や人気の理由について詳しく知りたい方はこちら
商品名に込められた意味
「たけのこの里」という名前は、自然の中でたけのこが育つ場所を表しています。きのこの山が「山」をテーマにしているのに対し、こちらは「里」という言葉を選んでいるのです。
この名前の選び方からも、2つの商品が対になっていることが分かります。
基本的な構造
たけのこの里は、クッキー生地で作られた本体部分と、それを包むチョコレートで構成されています。形状は実際のたけのこを模した可愛らしいデザインで、一口サイズに仕上げられているのです。
たけのこの里の特徴
クッキー生地による食感
たけのこの里には、他のチョコレート菓子にはない独自の特徴があります。
たけのこの里の本体部分には、クッキー生地が使われています。これは、きのこの山がクラッカー生地を使用しているのとは大きく異なる点です。
参考:商品一覧|きのこの山・たけのこの里|株式会社 明治
クッキー生地の性質
クッキー生地には、バターの風味があります。口の中に入れると、ほろほろと崩れていく食感が生まれるのです。
この生地の性質が、チョコレートと混ざり合ったときに独特の味わいを作り出しています。やわらかく崩れやすいという特徴が、次に説明するチョコレートとの一体感につながっているのです。
厚みによる食べごたえ
たけのこの形をしたチョコの下には厚みのあるクッキー生地が付いていて、しっかりとした食べごたえがあります。
チョコレートとの調和
クッキー生地のやわらかさが、チョコレートとの一体感を生んでいます。
口に入れて噛み進めていくと、クッキーとチョコが混ざり合い、調和のとれた味わいになっていきます。これは、硬いクラッカーとは異なる食体験なのです。
見た目の工夫
パッケージには親しみやすいイラストが描かれており、視覚的にも楽しめる工夫が施されています。商品の形状も、たけのこを模した可愛らしいデザインで仕上げられているのです。
きのこの山との違い
使用している生地の比較
たけのこの里ときのこの山は、どちらもチョコレートを使った菓子ですが、構造や食感に明確な違いがあります。
きのこの山はクラッカー生地、たけのこの里はクッキー生地を使っています。
この生地の選択が、それぞれの商品の個性を決定づけているのです。生地が違うだけで、食べたときの印象はまったく異なるものになります。
食感が生み出す違い
きのこの山のクラッカー部分は、しっかりとした噛みごたえがあります。噛むごとにチョコレートと混ざり合っていく食感で、じっくりと味わう楽しみがあるとされているのです。
一方、たけのこの里のクッキー部分は、軽やかに崩れていきます。口の中で素早くチョコレートと混ざるため、味の広がりが早く感じられます。
好みが分かれる背景
噛む力の強さや味覚の好みによって、どちらを選ぶかが変わってくるようです。硬い食感を好む人はきのこの山を、やわらかい食感を好む人はたけのこの里を選ぶ傾向があります。
ただし、これはあくまで傾向であり、実際には個人の好みによる部分が大きいのです。
たけのこの里が支持される理由
やわらかさによる味の広がり
- 口の中で崩れやすい
- 唾液と素早く混ざり合う
- 味が効率よく広がる
たけのこの里は、発売から長い年月が経過した今でも多くの人に選ばれ続けています。
クッキー生地のやわらかさは、食べやすさにつながっています。口の中で崩れやすく、唾液と素早く混ざり合うため、味が効率よく広がっていくのです。
厚みがもたらす満足感
クッキー生地の底部分には、しっかりとした厚みがあります。この厚みが「食べている」という実感を与え、満足感につながっているのです。
しっかり噛んで食べるため、満足感を得やすいお菓子です。
チョコレートの構造による味の深み
明治のヒストリーによると、2003年に「きのこの山」「たけのこの里」はともに、味わいまろやかなチョコと香り豊かなチョコの2層構造になりました。
2種類のチョコを重ねているため、一粒の中でまろやかさと香りの両方を味わえます。
参考:ヒストリー|きのこの山・たけのこの里|株式会社 明治
段階的に味が変化していくため、飽きのこない味覚体験が生まれます。
たけのこの里の商品改良の歴史
2003年の大きな変化
| 年 | 変更内容 |
|---|---|
| 2003年 | 味わいまろやかなチョコと香り豊かなチョコの2層構造に(きのこの山・たけのこの里とも) |
| 2019年 | 11年ぶりに中身とパッケージをリニューアル(味のバランスの見直し・水彩画タッチのパッケージ) |
たけのこの里は、発売以来、時代に合わせて改良が重ねられてきました。
2003年の2層構造は、きのこの山とたけのこの里の両方に取り入れられました。
2種類のチョコの組み合わせ
まろやかさを出すチョコと香りを出すチョコを組み合わせることで、一粒の中で味わいに変化が生まれるようにしています。
2019年のリニューアル内容
明治のニュースリリースによると、2019年にきのこの山とたけのこの里はともに、11年ぶりに中身とパッケージをリニューアルしました。チョコレートと焼き菓子の味のバランスを見直し、パッケージは水彩画のやさしいタッチで里山の風景を描いたデザインに変わり、15種類の隠し絵も描かれています。
参考:きのこの山・たけのこの里 国民総選挙2019結果発表&新CM発表会を開催!(2019年12月17日)|株式会社 明治
総選挙の結果を数字で振り返る
| 実施年 | 勝者 | 備考 |
|---|---|---|
| 2001年 | たけのこの里 | 「きのこ・たけのこ総選挙」 |
| 2018年 | たけのこの里 | 17年ぶりの国民総選挙。たけのこ党693万1220票、きのこ党676万1773票 |
| 2019年 | きのこの山 | 新きのこ党602万1986票、新たけのこ党456万5799票。きのこ党の初勝利で「ノーサイド協定」を締結 |
たけのこの里は最初の2回を制しており、勝ち越しているのは実はこちらです。3回目の2019年は、きのこ党が約602万票、たけのこ党が約457万票と、およそ145万票の差で敗れました。とはいえ、2020年に実施された全国調査では、47都道府県のうち46でたけのこ支持が上回ったとされ、日常的な人気の底堅さがうかがえます。
参考:全国で唯一“きのこ派”が上回った県は?(2023年8月10日)|All About ニュース
参考:きのこの山・たけのこの里 国民総選挙2019結果発表|株式会社 明治
きのこたけのこ総選挙の影響
総選挙が始まった背景
- 昔からの「どっち派?」という論争
- 2001年の総選挙キャンペーン実施
- 対立構造による話題づくり
たけのこの里ときのこの山の人気を巡っては、長年にわたって「どっち派?」という論争が続いています。
明治は2001年に「きのこ・たけのこ総選挙」と銘打ったキャンペーンを開きました。
このキャンペーンでは、2つの商品を対立構造として取り上げ、消費者の関心を集めることに成功しました。
話題性による効果
総選挙の実施により、両商品は話題を集めました。SNSでも議論が活発化し、メディアでも取り上げられるようになったのです。
2018年の国民総選挙では合計約1,593万票、2019年は1,058万7785票が集まるほどの盛り上がりになりました。
参考:「きのこの山・たけのこの里 国民総選挙2018」たけのこ党勝利!(2018年9月11日)|ねとらぼ
継続的な展開による定着
総選挙は2001年のあと、2018年と2019年に「国民総選挙」として行われ、2019年の「ノーサイド協定」でひと区切りとなりました。2020年には、47都道府県ごとに愛の深さを調べる「国民大調査2020」が開かれています。
参考:ヒストリー|きのこの山・たけのこの里|株式会社 明治
ユーザーが参加して楽しめるイベント型のマーケティングとして定着しました。消費者を巻き込む戦略は、商品への愛着を深める効果を持っているのです。
まとめ
たけのこの里は、1979年の発売以来、多くの人に愛され続けているチョコレート菓子です。
きのこの山と対をなす存在として開発され、クッキー生地を使った独自の食感が特徴となっています。クッキーのやわらかさとチョコレートの一体感が、多くの人に支持される理由です。
2層構造のチョコレートや継続的な商品改良により、時代に合わせて進化し続けています。きのこたけのこ総選挙などのマーケティング戦略も、商品の人気を支える要素となっているのです。
今後も、新たな展開によって多くのファンに愛され続けることが期待されます。
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