サロンドロワイヤルとは|1935年創業、大阪のショコラティエとピーカンナッツチョコレート

サロンドロワイヤル(Salon de Royal)は、大阪市東住吉区に本社を置くチョコレートメーカーです。1935年(昭和10年)に大阪で製菓業として始まり、いまは香ばしく糖衣をかけたピーカンナッツをチョコレートで包んだ「ピーカンナッツチョコレート」を看板商品にしています。
お店は大阪・京都・東京・仙台など全国に15店で、鴨川沿いの京都店と大阪の北浜店はカフェつきです。公式通販では、配りやすい小袋の箱から、自分用の大容量の袋まで選べます。
この記事では、会社の基本情報、創業からの歩み、看板商品と受賞歴、お店とカフェ、選び方のポイントを、公式サイトの情報をもとに順に紹介します。
サロンドロワイヤルの基本情報
| 社名 | 株式会社サロンドロワイヤル |
|---|---|
| 創業 | 1935年(昭和10年)4月1日 |
| 設立 | 1958年(昭和33年)8月7日 |
| 代表者 | 代表取締役 前内眞智子 |
| 本社 | 大阪府大阪市東住吉区杭全2-3-15 |
| 資本金 | 4,000万円 |
| 事業内容 | チョコレートおよび各種スイーツの製造・販売 |
| 関連会社 | 株式会社ロワール、有限会社モンロワール |
| 公式サイト | https://www.s-royal.com/ |
表の内容は、2026年11月7日に公式サイトの会社概要で確かめたものです。従業員数は公式サイトに載っていないため、表には入れていません。
社名の「サロン ド ロワイヤル」について、公式サイトでは、ヨーロッパ・フランスの「王族たちのサロン」の高級で洗練されたイメージから名づけたと説明しています。いまの社名になったのは1998年で、自社ブランドで直接販売を始めるのにあわせて、高級チョコレートの会社としてのイメージに合う名前に改めました。
参考:会社概要|株式会社サロンドロワイヤル
創業からの歩み
| 1935年(昭和10年) | 4月1日、前内実治が大阪で製菓業を創業。焼き菓子が中心 |
|---|---|
| 1955年(昭和30年) | 原材料不足を受けてチョコレート中心の製造に切り替える。サイコロチョコレートがヒット |
| 1958年(昭和33年) | 株式会社になる |
| 1961年(昭和36年) | 純粋なチョコレートの原料を使ったチョコレートの製造を始める |
| 1967年(昭和42年) | 糖衣工場を設ける |
| 1971年(昭和46年) | 創業者がヨーロッパへチョコレートの視察に行く |
| 1973年(昭和48年) | 創業者が急逝し、次男の前内治男が2代目社長になる |
| 1980年(昭和55年) | 工場に5本ロールとエンローバーラインを設ける |
| 1983年(昭和58年) | 販売部門が独立し、株式会社ロワールができる |
| 1995年(平成7年) | 板チョコレートと生チョコレートの品ぞろえを広げる |
| 1998年(平成10年) | 自社ブランドでの直接販売へ。社名をサロンドロワイヤルに改める |
| 2003年(平成15年) | クランチチョコレートの製造ラインを設ける |
| 2009年(平成21年) | 全国盲導犬施設連合会の協力でガイドドッグシリーズを開発 |
| 2010年(平成22年) | 1月23日、阪急三番街店を開く |
| 2012年(平成24年) | 前内眞智子が3代目社長になる。パティシエ工房・アイスクリーム工房を設け、9月8日に京都店を開く |
| 2014年(平成26年) | ホワイトチョコレートをタンクローリーで受け入れる設備ができる |
年表は、公式サイトの「サロンドロワイヤルについて」にある沿革をもとに、おもなできごとを抜き出したものです。
大阪の製菓業として始まる
創業は1935年4月1日で、創業者の前内実治が大阪で製菓業を始めました。初めは焼き菓子が中心でしたが、当時は砂糖が不足していたため、ブドウ糖を泡立てて動物や植物の形にするクリーム菓子もつくっていたと沿革に書かれています。
チョコレートが中心になったのは1955年です。原材料が手に入りにくい時代の流れを受けて製造の向きを変え、このころのサイコロチョコレートが大ヒットしました。全国から注文が集まり、台湾からも買い付けがあったといいます。
製法と設備を少しずつ整える
1961年には、洋菓子として純粋なチョコレートの原料を使った製造を始めています。1967年に設けた糖衣工場は、チョコレートの表面に薄く砂糖をまぶして衣をつくる加工のための工場です。この糖衣の技術は、いまのキャンディコートのピーカンナッツチョコレートにも通じるものとみられます。
1980年には工場に5本ロールを入れ、よりきめの細かい高級チョコレートをつくれるようになりました。あわせて、フルーツなどの芯に液状のチョコレートをかけるエンローバーラインも設けています。
ロワールの独立と、いまの社名へ
1971年、創業者はチョコレートの視察でヨーロッパを訪れました。このときロワール地方の美しさに感銘を受けたことが、販売部門のブランド名「ロワール」の由来です。販売部門は1983年に独立し、オリジナルチョコレートの企画販売を行う株式会社ロワールになりました。
1998年には自社ブランドで直接販売する形に変え、社名をサロンドロワイヤルに改めています。製造したメーカーが通販やインターネットで直接届けるしくみを、公式サイトでは「製造直販システム」と呼んでいます。
直営店と京都店を開く
それまでお取り寄せが中心だった商品をより身近に感じてもらうため、2010年1月に大阪の阪急三番街店を開きました。2012年には3代目社長に前内眞智子が就き、同じ年の9月に京都店を開いています。
2009年には全国盲導犬施設連合会の協力を得て「ガイドドッグシリーズ」を開発し、売上の一部を盲導犬の育成事業にあてる取り組みも始めました。
参考:サロンドロワイヤルについて|株式会社サロンドロワイヤル
看板商品のピーカンナッツチョコレート
| 商品 | 入り数・量 | 値段(税込) |
|---|---|---|
| ラ・ラ・ラ ピーカン10 | 10袋(160g)入りの箱 | 1,530円 |
| WEB限定 大容量キャンディコートピーカン | 360g | 2,740円 |
| マンモスサイズ ピーカンアソート | 500g | 3,350円 |
値段は、2026年11月7日に公式通販で確かめたものです。季節や在庫によって商品が入れかわるため、買う前に公式通販で最新の内容を見てください。
どんなチョコレートか
公式サイトでは、ピーカンナッツを香ばしくキャンディコーティングし、クーベルチュールチョコレートで包んだ商品と紹介しています。ナッツにまず砂糖の衣をかけ、その上からチョコレートで包む二段の仕立てです。
ピーカンナッツは、クルミに近い仲間の木の実です。サロンドロワイヤルではピーカンナッツを使ったレシピのコンテストも開くなど、ブランドの顔として扱っています。
全国菓子大博覧会での受賞
全国菓子大博覧会は、4〜5年に一度、全国の菓子製造業者が集まって作品を評価する博覧会です。公式サイトには、ピーカンナッツチョコレートをはじめ、ナッツや板チョコレート、和の素材を使った商品まで、多くの受賞が並んでいます。
表の「玉露名人」は、2012年のモンドセレクションで銀賞も受けた商品です。
参考:サロンドロワイヤルについて|株式会社サロンドロワイヤル
参考:ラ・ラ・ラ ピーカン10|株式会社サロンドロワイヤル
ピーカン以外の商品
公式サイトの商品案内では、ピーカンナッツのほかに上の種類が並んでいます。ナッツを使った商品が多いのは、糖衣やナッツのチョコレートで受賞を重ねてきた歩みとも重なります。
京都店で用意しているのは、京友禅の和柄をモチーフにしたパッケージの「よりどりチョコ」です。京都店ではショコラのほか、季節の洋生菓子やマカロンもそろえていると案内されています。
参考:サロンドロワイヤルについて|株式会社サロンドロワイヤル
参考:実店舗紹介|株式会社サロンドロワイヤル
お店とカフェ
| 東北 | 陸前高田店(岩手県)、盛岡フェザン店(岩手県)、藤崎仙台店(宮城県)、エスパル仙台店(宮城県) |
|---|---|
| 関東 | 銀座店(東京都)、横浜高島屋店(神奈川県) |
| 関西 | 阪急三番街店・北浜店・工場直営店エコショコラ・LA PECAN 近鉄阿部野橋店(大阪府)、京都店・ジェイアール京都伊勢丹店・嵐山店(京都府) |
| 九州 | 鶴屋百貨店(熊本県)、山形屋店(鹿児島県) |
店舗は、2026年11月7日に公式サイトの実店舗紹介で確かめた15店です。百貨店や駅ビルの中のお店は、営業時間や休みが建物に合わせて変わるので、出かける前に確かめておきましょう。
鴨川沿いの京都店
京都店の場所は、木屋町通を御池から少し上がったあたりです。鴨川に面した壁を全面ガラス張りにした店内で、ショコラやスイーツとコーヒー・紅茶・ワインを楽しめます。毎年5月から9月末までは、川床のスペース「カフェ床」も使えるという案内です。
京都店のサイトでは、2017年10月28日にサロン・デュ・ショコラのパリ会場で開かれた「クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラ」のアワードで、最高位のタブレットドール(金タブレット)を受けたことも紹介しています。
大阪の北浜店と工場直営店
北浜店は大阪メトロ堺筋線の北浜駅6番出口のすぐそばで、1階がショップ、2階がカフェ、3階がフリースペースです。本社のある東住吉区杭全には、工場直営店のエコショコラもあります。
参考:実店舗紹介|株式会社サロンドロワイヤル
参考:サロンドロワイヤル京都|株式会社サロンドロワイヤル
関連会社
| 株式会社ロワール | 1983年に販売部門が独立してできた、オリジナルチョコレートの企画販売会社。創業者の長男が社長に就いた |
|---|---|
| 有限会社モンロワール | 会社概要で関連会社として挙げられている会社 |
ロワールの名前は、創業者が1971年のヨーロッパ視察で見たロワール地方の景色に由来します。サロンドロワイヤルの会社概要に、関連会社として載っているのはこの2社です。
参考:会社概要|株式会社サロンドロワイヤル
参考:サロンドロワイヤルについて|株式会社サロンドロワイヤル
選び方のポイント
| 場面 | 選びやすいもの | 確かめたいこと |
|---|---|---|
| 職場や大勢に配る | ラ・ラ・ラ ピーカン10のような小袋入りの箱 | 人数と袋の数 |
| 自分用・家族用 | 大容量の袋(360g・500gなど) | 食べきれる量か、保存の場所 |
| 手土産・贈り物 | 箱入りの詰め合わせやプチギフト | 渡す日と賞味期限 |
| 京都・大阪に出かける | 京都店・北浜店のカフェ | 営業時間と休み(時期で変わる) |
表は、公式通販とお店の情報をもとにした目安です。配る人数や相手の好みによって合う品は変わるので、ひとつの考え方として使ってください。
チョコレートは温度が上がるとやわらかくなります。暑い時期は、届いたら涼しい場所に置き、季節に合わせた届け方を通販のページで確かめておくと安心です。



