神戸屋とは|1918年創業のパンの会社、日本初のベーカリーレストランと通販のお菓子・パン
神戸屋は、1918年(大正7年)に大阪で創業したパンの会社です。日本で初めてイースト菌を使ったパンづくりに成功した会社として知られ、1975年には日本初の「ベーカリーレストラン」である神戸屋レストランを開きました。
いまは冷凍生地の製造販売、神戸屋レストランなどのお店、オンラインストアの3つを柱にしていて、通販ではパンのほかにケーキや焼き菓子も売っています。この記事では、神戸屋の基本情報、100年以上の歩み、事業とブランド、通販のお菓子とパンの値段、送料、選び方を、公式サイトの情報をもとに紹介します。
神戸屋の基本情報
| 会社名 | 株式会社神戸屋 |
|---|---|
| 創業 | 1918年(大正7年)。大阪・出入橋に神戸屋合資会社として創業 |
| 設立 | 1949年 |
| 代表者 | 代表取締役社長 桐山晋 |
| 資本金 | 1億円 |
| 従業員 | 351名(2025年末、正社員のみ) |
| 売上高 | 151億7,500万円(2025年12月期) |
| 本社 | 大阪府豊中市新千里西町1-2-2 住友商事千里ビル南館5階 |
| 事業内容 | パン・洋菓子・冷凍生地・デリカ食品の製造販売、ベーカリーレストランなど直営店の企画開発・運営 |
| 公式サイト | https://www.kobeya.co.jp/ |
表の内容は、2026年11月7日に神戸屋の公式サイトの会社概要で確かめたものです。製造の拠点は千葉・兵庫・東京にあり、東京や神奈川、大阪のオフィスと、東北・中部・九州の拠点を置いています。
参考:会社概要|株式会社神戸屋 公式サイト
100年以上の歩み
| 1918年 | 大阪・出入橋に神戸屋合資会社が創業 |
|---|---|
| 1928年 | ホップス種に代わり、イースト菌を使う製パン方法に日本で初めて成功 |
| 1933年 | 「東洋一の大工場」と呼ばれた福島工場が完成 |
| 1936年 | 初めての直営店「神戸屋今池店」を開き、料理や喫茶などパン食の楽しみ方も提案 |
| 1939年 | 日本の大手企業で初めて、パンを包装して売る |
| 1963年 | 日本で最初のワイヤーバンド自動式オーブンを入れ、ヨーロッパタイプの硬焼きパンの大量生産を始める |
| 1975年 | 日本初のベーカリーレストラン「神戸屋レストラン」の1号店を開く |
| 1997年 | イーストフード・乳化剤を加えない「神戸屋づくり」シリーズを売り出す |
| 2022年 | 神戸屋オンラインストアと、冷凍パンのサブスク「毎月PANDA!」を始める |
| 2023年 | 山崎製パンに包装パンの製造販売事業などを譲る。アップルパイ専門店「PIEmania」を秋葉原駅に出す |
年表には、公式サイトの沿革から、おもなできごとを抜き出しました。
公式サイトの「パンと神戸屋の歴史」によると、パンの起源は約1万年前のメソポタミア地域で、日本に伝わったのは16世紀です。日本人の食卓に定着するまでには長い時間がかかり、大正時代に創業した神戸屋は、その歩みとともにパンの楽しみ方を広げてきました。
日本のパンを変えた技術
神戸屋は、創業から10年後の1928年に、それまでのホップス種に代わってイースト菌を使う製パン方法に日本で初めて成功しました。翌年には大きなミキサーや丸め機、生地を運びながら焼くかまを取り入れ、早くからパンづくりの機械化を進めています。
1939年には日本の大手企業で初めてパンを包装して売り始め、より安全にパンを届けられるようになりました。1963年には日本で最初のワイヤーバンド自動式オーブンを東淀工場に入れ、ヨーロッパタイプの硬焼きパンをたくさんつくる体制を整えています。
世界大会で活躍する職人
神戸屋の職人は、パンの世界大会でも結果を残してきました。2002年と2012年のベーカリーワールドカップでは、社員を含む日本チームが総合優勝し、2014年には個人戦の世界大会マスター・ドゥ・ラ・ブーランジュリーのパン部門で社員が優勝しています。
参考:沿革|株式会社神戸屋 公式サイト
参考:パンと神戸屋の歴史|株式会社神戸屋 公式サイト
事業とブランド
表は、公式サイトの事業内容とブランド一覧をもとにまとめたものです。神戸屋レストランは、店内で焼き上げるパンを本格的な料理と一緒に味わえる店として、1975年に1号店を開きました。
1982年には神戸屋レストランのパン部門を独立させた「神戸屋キッチン」を開き、伝統的なパン窯で粉から仕込んだ生地をその場で焼き上げています。駅の構内に多い「フレッシュベーカリー神戸屋」は、鉄道会社と組んで1989年に1号店を開きました。
ほかにも、焼きたてのアップルパイの専門店「パイマニア(PIEmania)」や、パン屋が営むビストロ酒場「Attet1918」など、新しい形のお店も手がけています。
参考:事業内容|株式会社神戸屋 公式サイト
参考:ブランド一覧|株式会社神戸屋 公式サイト
オンラインストアのお菓子とパンの値段
| 商品 | 中身 | 値段(税込) |
|---|---|---|
| フッツェルブロート 1/2本 | フルーツとクルミのパン | 2,290円 |
| フッツェルブロート 1本 | 同じ | 4,580円 |
| テリーヌ・オ・ショコラ | チョコレートのテリーヌ | 3,750円 |
| ケーク・オランジュ | オレンジのケーキ | 3,750円 |
| 大粒丹波黒豆のパウンドケーキ | 黒豆のパウンドケーキ | 4,500円 |
| 果肉たっぷり国産りんごのアップルパイ | アップルパイ | 2,300円 |
| フィナンシェ 4個入 | 焼き菓子 | 1,430円 |
| クロワッサンプリュス | 冷凍で届くクロワッサン | 340円 |
値段は、2026年11月7日に神戸屋オンラインストアの商品ページで確かめたものです。食事パンや惣菜パンのセット、クリスマスのシュトレンなど季節の品もあり、時期によって品ぞろえが変わります。
フッツェルブロート
フッツェルブロートは、もともと北欧で冬に食べられていたパンで、いまは北欧やドイツを中心に、シュトーレンと同じくクリスマスの時期によく食べられています。ドイツの一部の地域で乾燥ナシ(Hutzeln)を使っていたことが、名前の由来です。
神戸屋のフッツェルブロートは、リキュールの効いた数種類のフルーツとクルミを生地で包んで、じっくり焼き上げたものです。2023年11月にはジャパン・フード・セレクションでグランプリを受け、少し大人向けの味わい深いパンと紹介されています。
テリーヌ・オ・ショコラ
テリーヌ・オ・ショコラは、北海道産の生乳100%のフレッシュクリームを使い、甘さを控えてカカオの風味を引き出した、大人向けのチョコレートのテリーヌです。冷やして食べると、生チョコレートのような食感と口溶けの余韻を長く楽しめます。
室温に戻すとカカオの香りが豊かになり、電子レンジで10〜20秒ほど温めると、中がとろけるフォンダンショコラのようになると案内されています。
参考:フッツェルブロート|神戸屋オンラインストア
参考:テリーヌ・オ・ショコラ|神戸屋オンラインストア
送料と届け方
| 関東・信越・北陸・中部・関西 | 常温810円、チルド1,050円 |
|---|---|
| 南東北・中国・四国 | 常温930円、チルド1,180円 |
| 北東北 | 常温1,060円、チルド1,300円 |
| 九州 | 常温1,190円、チルド1,430円 |
| 北海道・沖縄 | 北海道は常温1,940円・チルド2,180円、沖縄は常温1,560円・チルド1,810円 |
| 運送会社 | ヤマト運輸 |
表は、2026年11月7日に神戸屋オンラインストアのご利用ガイドで確かめた内容です。地域と温度帯によって送料が違い、買い物の金額の0.5%がポイントとしてたまります。
冷凍で届くパンは、食べたいときに温めて焼きたてに近い味を楽しめます。運送会社の保管期間は温度帯によって3〜7日ほどで、受け取れないと返送や再送の送料がかかるので、届く日を決めて注文すると安心です。
参考:ご利用ガイド|神戸屋オンラインストア
選び方のポイント
表は、神戸屋オンラインストアの品ぞろえと案内をもとにした目安です。相手の好みや人数によって合う品は変わるので、ひとつの考え方として使ってください。
ギフト用の包装をした品や、お花と一緒に届く「お花のギフト」もあり、贈り物の形を選べます。パン屋の会社らしく、焼き菓子やケーキと一緒にパンを選べるのが、神戸屋の通販のいいところです。「お試し人気パンセット」(3,380円)のように、いくつかのパンを試せるセットも用意されています。



