買い置きする家庭のキッチンはどうなっている?物の量・収納・冷凍庫と時短食品の使い方
買い置きをしていると、気づけば棚も冷蔵庫もいっぱい。そんな悩みを抱える方もいるのではないでしょうか。この記事では、キッチンメーカーのクリナップが2026年6月に発行した「キッチン白書2026」の主な結果から、買い置きをしている家庭のキッチンの様子と、食品の保存や使い方を紹介します。
この記事で分かること
- 買い置きしている人のキッチンは、物の総数が買い置きしていない人の約1.3倍で、常温で置く食品は約1.6倍
- 買い置きしている人の6割が「キッチンの収納に余裕がない」と答え、していない人より16ポイント高い
- 冷凍機能だけの冷凍庫を持つ人や、冷凍食品・加工調味料を週1回以上使う人も、買い置きしている人のほうが多い
キッチンにある物の量
買い置きしている人のキッチンは、物の数が約1.3倍
| 物の区分 | 買い置きしている人の保有数(していない人との比較) |
|---|---|
| キッチンにある物の総数 | 約1.3倍 |
| 食品類(常温保管) | 約1.6倍 |
| 消耗品類(洗剤類やラップなど) | 約1.4倍 |
買い置きしている人のキッチンは、全体で3割ほど物が多くなりました。差が大きかったのは常温で置いておく食品で、約1.6倍です。白書は、料理をする家族それぞれが好みの物を使うことも、物の多さにつながっている可能性があると見ています。
※倍率は、白書の本文に書かれた値です。調理器具類・食器類・調理家電類を含む区分ごとの平均の個数は、白書のグラフで確認できます。
参考:キッチン白書® 2026 キッチン空間保有物調査 ―買い置き行動の実態―(12ページ)|クリナップ おいしい暮らし研究所
買い置きしている人の6割が「収納に余裕がない」
買い置きしている人のうち、キッチンの収納量に「余裕がない」と答えた人は60.5%でした。買い置きしていない人より16ポイント高く、白書は買い置きが収納の不足感につながっているとまとめています。物が増えるほど、どこに何があるかを把握するのも大変になりそうです。
※最後の一文は当サイトの推測です。
参考:キッチン白書® 2026 キッチン空間保有物調査 ―買い置き行動の実態―(13ページ)|クリナップ おいしい暮らし研究所
保存の工夫と時短食品の使い方
冷凍機能だけの冷凍庫を持つ人は32.7%で、していない人より10ポイント高い
買い置きしている人のうち、冷凍機能だけの冷凍庫(冷凍専用庫)を持っている人は32.7%で、買い置きしていない人より10ポイント高い結果でした。白書は、買い置きしている人が常温の食品だけでなく冷凍食品も活用できるよう、保存の手段そのものを広げていると分析しました。
参考:キッチン白書® 2026 キッチン空間保有物調査 ―買い置き行動の実態―(15ページ)|クリナップ おいしい暮らし研究所
冷凍食品や加工調味料を週1回以上使う人も多い
| 時短食品 | 週1回以上使う人(買い置きしている人) | 買い置きしていない人との差 |
|---|---|---|
| 加工調味料 | 50.4% | 9ポイント高い |
| 冷凍食品 | 43.4% | 7ポイント高い |
| レトルト・インスタント食品/缶詰 | 32% | 6ポイント高い |
3種類の時短食品のどれも、週1回以上使う人は買い置きしている人のほうが多くなりました。料理の回数が多い家庭ほど、手間を減らす食品も上手に取り入れている様子がうかがえます。
※数値は、白書の本文に書かれた値です。最後の一文は当サイトの読み方です。
参考:キッチン白書® 2026 キッチン空間保有物調査 ―買い置き行動の実態―(9ページ、15ページ)|クリナップ おいしい暮らし研究所
データを読むときに気をつけたい3つの点
- 物の数は、回答者がインターネット調査で答えた値をもとにしています。 実際にキッチンを訪ねて数えたものではありません。
- 回答者は、料理をする機会のある既婚・同居の女性に限られます。 一人暮らしの人や男性、料理をほとんどしない人は対象に含まれていません。
- 「買い置きしていない人」の定義は、白書の本文に書かれていません。 回答は「買い置きしている」「どちらともいえない」「あてはまらない」の3つに分かれています。
まとめ
買い置きしている人のキッチンは、物の総数が約1.3倍で、常温で置く食品は約1.6倍でした。そのぶん6割が収納に余裕がないと感じていることも分かりました。
いっぽうで、冷凍専用庫を持つ人や、冷凍食品・加工調味料をよく使う人も多く、保存や調理の工夫を重ねている様子もうかがえます。ストックが増えたときは、収納と使い方を一緒に見直すのがよさそうです。
この記事で使った資料
資料の一覧と、数字の数え方を見る
| 資料名 | キッチン白書® 2026 キッチン空間保有物調査 ―買い置き行動の実態― |
|---|---|
| 発信元 | クリナップ株式会社 おいしい暮らし研究所 |
| 公表日 | 2026年6月(発行) |
| 集計の対象 | 全国の20~69歳の女性で、配偶者またはパートナーと同居する2人以上の世帯に住み、月1回以上自宅で料理をする人2,000名(インターネット調査、2025年9月22~25日。年代ごとに同じ人数を割り付け) |
| 集計の単位 | 「普段から食品や日用品を多めに買い置きしているか」の回答で分けたグループごとの割合・保有数(この記事では、白書の本文に書かれた主な値を紹介) |
キッチン白書は、クリナップの公式サイトの「おいしい暮らし研究所」のページで公開中です。キッチンの物の数は、調理器具類・食器類・調理家電類・食品類(常温保管)・消耗品類(洗剤類やラップなど)に分けて聞いています。冷凍専用庫は、冷凍機能だけの冷凍庫を指します。

