アイスだけが増えていた|アイスクリーム白書2025から読み取れる7つの動向

好きなスイーツの1位はアイスクリームで80.9%
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日本アイスクリーム協会が2026年1月に「アイスクリーム白書2025」を公表しました。同協会が毎年実施している消費者調査をまとめたもので、2026年に創立60周年を迎えるにあたり、アイスとの出会いや思い出を聞く設問も加えられています。

読み進めて印象に残ったのは、10種類のスイーツのなかで食べる機会が増えたのはアイスクリームヨーグルトだけだったという結果でした。他の8種類は、いずれも「減った」が「増えた」を上回っています。物価上昇が続くなかで、なぜアイスだけが伸びたのでしょうか。白書から読み取れる動向を7つに整理して紹介します。

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目次

この調査はどういうものでしょうか

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項目 内容
調査対象 市販のアイスクリームを2カ月に1回以上、自分で購入して食べた全国15歳以上の男女
人数 1,400名(10代〜70代以上の各年代・男女各100名)
調査時期 2025年10月22日〜27日
調査方法 インターネット調査
公表 2026年1月

回答者はアイスを買う人に限られます

対象は「2カ月に1回以上、自分で購入して食べた人」です。アイスをまったく買わない層は含まれていません。この記事の数字は、アイスを買う習慣がある人のなかでの割合として読む必要があります。

年代ごとに人数を揃えた設計です

10代から70代以上まで、各年代・男女それぞれ100名ずつの均等割付になっています。実際の人口構成とは異なるため、全体の数値をそのまま日本人全体の平均とみなすことはできません。年代別の比較には向いた設計といえるでしょう。

なお2022年から調査対象を10代〜70代以上に広げており、2021年以前は10代〜60代が対象でした。時系列を比べる際は、この変更を頭に入れておく必要があります。


動向1:好きなスイーツの1位は8年連続でアイスです

好きなスイーツ(1〜3位合計)
順位 スイーツ 1〜3位合計 1位のみ
1位 アイスクリーム 80.9% 47.9%
2位 ケーキシュークリーム 59.6% 18.1%
3位 チョコレート 50.4% 14.2%
4位 和菓子 25.9% 6.9%
5位 プリンゼリー 24.1% 3.9%
6位 ビスケットクッキー 15.7% 2.3%
7位 デニッシュドーナツ 15.4% 2.3%
7位 ヨーグルト 15.4% 4.1%

好きなスイーツに1位として挙げた人は47.9%で、2位のケーキシュークリーム(18.1%)に大きく差をつけました。1〜3位の合計でも80.9%と8割を超えています。

順位は2018年から動いていません

公表されている2018年以降の8年間、1位アイスクリーム・2位ケーキシュークリーム・3位チョコレートという並びは一度も入れ替わっていません。動いたのは4位と5位で、2025年は和菓子(4位)とプリンゼリー(5位)が前年から入れ替わりました。

男女で差があります

1位として挙げた割合は男性56.3%、女性39.6%。1〜3位合計でも男性84.1%、女性77.7%と男性のほうが高くなっています。女性ではケーキシュークリーム(20.9%)やチョコレート(15.9%)を1位に挙げる人が男性より多い結果でした。

なお、アイスクリームが「好き」と答えた人は合計93.7%です。ただし公表されている推移を見ると、2018年の96.5%からわずかずつ下がってきています。


動向2:食べる機会が増えたのはアイスとヨーグルトだけでした

スイーツ別に見た食べる機会の増減

昨年と比べて食べる機会が増えたか減ったかを、10種類のスイーツについて聞いた結果です。

スイーツ 増えた計 減った計
アイスクリーム 38.2% 11.0% 27.2ポイント
ヨーグルト 21.9% 16.3% 5.6ポイント
和菓子 16.1% 19.9% △3.9ポイント
ケーキシュークリーム 15.8% 20.9% △5.1ポイント
せんべいあられ 15.2% 22.4% △7.1ポイント
チョコレート 17.0% 24.6% △7.6ポイント
スナック菓子 15.6% 23.4% △7.7ポイント
プリンゼリー 13.6% 23.1% △9.5ポイント
ビスケットクッキー 11.4% 25.2% △13.9ポイント
デニッシュドーナツ 11.8% 26.6% △14.8ポイント

アイスの差は27.2ポイントで突出しています

増えたと答えた人が減ったと答えた人を上回ったのは、アイスクリーム(27.2ポイント差)とヨーグルト(5.6ポイント差)の2つだけでした。残る8種類はすべて「減った」が上回っています。

減った理由は「価格」でした

アイスを食べるのが減ったと答えた154人に理由を聞いた結果です。

順位 理由 割合
1位 価格が高くなったので 49.4%
2位 カロリーが気になるので 20.1%
3位 収入・お小遣いが減ったので 13.0%
4位 小売店に行く機会が減ったので 9.1%
5位 甘すぎる・のどが渇くので 6.5%

ほぼ半数が価格を挙げ、3位にも収入の減少が入りました。白書は、全体的に金銭面の影響が大きいと分析しています。

この数字はn=154の結果です

減った理由の設問に答えたのは、減ったと回答した154人だけです。1,400人全体の1割ほどにあたります。母数が小さいため、この順位を全体の傾向として広げて読むのは避けたほうがよいでしょう。


動向3:気温が上がると「濃厚」から「サッパリ」へ入れ替わります

気温別に欲しくなるスイーツ・飲み物
気温 濃厚な味のアイス サッパリしたアイス かき氷 温かい飲み物
15℃くらい 48.6% 10.6% 6.3% 59.0%
20℃くらい 49.5% 21.0% 8.1% 33.6%
25℃くらい(夏日) 41.1% 45.8% 19.5% 9.1%
30℃くらい(真夏日) 31.9% 54.9% 40.9% 4.4%
35℃以上(猛暑日) 25.9% 49.1% 52.5% 4.2%

25℃を境に順位が入れ替わります

20℃までは「濃厚な味のアイス」が上回っていますが、25℃で「サッパリしたアイス」が逆転します。30℃では54.9%まで上がり、35℃以上になると今度は「かき氷」(52.5%)が首位に立ちました。

暑くなればアイスが売れる、という単純な話ではありません。暑さの度合いによって、求められるアイスの種類そのものが変わるわけです。35℃以上では濃厚なアイスが25.9%まで落ち込み、かき氷や冷たい飲み物に流れています。

いちばんおいしいと感じるのは30℃です

気温 割合
30℃くらい 33.6%
どんな気温のときでもおいしい 25.5%
25℃くらい 24.6%
20℃くらい 7.6%
35℃以上 5.6%
15℃くらい 2.9%

最も多かったのは30℃くらいの33.6%で、25℃くらいの24.6%が続きます。35℃以上と答えた人は5.6%にとどまりました。猛暑日はアイスにとって必ずしも追い風ではない、と読める結果です。

いっぽうで「どんな気温のときでもおいしい」が25.5%あり、気温に関わらず楽しまれている面もうかがえます。年代別では60代(41.5%)と70代以上(48.5%)で30℃を挙げる割合が高く、10代(25.5%)では低くなりました。


動向4:酷暑の夏、食べ方が変わりました

2025年夏のアイスの食べ方・買い方

2025年6月から9月ごろの食べ方・買い方について聞いた結果です。

順位 特徴 割合
1位 暑いのでアイスを食べる回数や量が増えた 38.6%
2位 9月に入っても回数や量は真夏と変わらなかった 21.0%
3位 濃厚なアイスよりサッパリしたアイスを選んだ 19.1%
3位 夜にアイスを食べる機会が増えた 19.1%
5位 エアコンの効いた室内で濃厚なアイスを食べるのが楽しみになった 17.8%
6位 アイスよりかき氷や冷たい飲み物にしたことがある 12.8%
7位 まとめ買いして買い物に行く回数を減らした 10.6%
8位 熱中症予防のため意識して食べた 9.9%
9位 食事・栄養補給として食べた 9.1%
9位 暑くて買いに行けなかったことがある 9.1%

「暑すぎて買いに行けない」も9.1%ありました

回数や量が増えた人が38.6%いる一方で、「アイスが欲しかったが、暑くて買いに行けなかったことがある」も9.1%。「まとめ買いして買い物に行く回数を減らした」の10.6%と合わせると、暑さが購買行動そのものを抑える方向にも働いていたことがわかります。

「サッパリ」と「濃厚」が同時に伸びています

3位に「濃厚なアイスよりサッパリしたアイスを選んだ」(19.1%)が入る一方、5位には「エアコンの効いた室内で濃厚なアイスを食べるのが楽しみになった」(17.8%)が続きました。

暑いから涼しいものへ、という一方向の動きだけではありません。涼しい室内をつくったうえで濃厚なものを味わうという楽しみ方も並行して広がっている、と読み取れます。

熱中症予防や食事代わりという使われ方も

「熱中症予防のため、意識してアイスを食べた」が9.9%、「食事・栄養補給としてアイスを食べたことがある」が9.1%。いずれも1割前後にとどまりますが、嗜好品としてだけではない使われ方が一定数あることを示しています。

なお、白書に寄せられた自由回答にも「アイスは熱中症予防でたべてます」(30代女性)といった声が掲載されました。


動向5:価格を気にする人と、気にしない人が並んでいます

アイスの価格意識と、食べるのが減った理由
買い方 割合
お手頃価格のアイスを選んで買っている 36.6%
食べたいアイスは、価格に関係なく買っている 31.7%
食べたいアイスの価格が高ければ、他のアイスを買っている 27.3%
特売・割引のアイスを選んで買っている 25.4%
クーポンが使えるアイスを選んで買っている 8.2%
一番安いアイスを選んで買っている 4.1%

「価格に関係なく買う」が31.7%います

最多は「お手頃価格のアイスを選ぶ」の36.6%ですが、それに近い水準で「食べたいアイスは価格に関係なく買っている」が31.7%。価格を優先する人と、食べたいものを優先する人が並存しています。

いっぽうで「一番安いアイスを選んで買っている」は4.1%にとどまりました。安さだけで選ぶ層は多くない、ということになります。

8割超が「価格に見合う価値がある」と答えました

評価 2025年
価格以上の価値がある 18.1%
価格に見合った価値がある 63.8%
価格ほどの価値はない 7.4%
よくわからない 10.7%

上の2つを合わせた81.9%が価値を認めています。白書はこの水準について、8割台を継続していると記しました。「価格ほどの価値はない」は7.4%にとどまっています。

シェアの理由に価格が入ってきています

アイスをシェアして食べる人は44.5%です。分け合う食べ方や、1個を複数回に分けて食べる食べ方について聞いた結果が次の表になります。複数回答のため、割合を足しても44.5%にはなりません。

食べ方 割合
何種類かのアイスを同時に楽しむため 15.9%
複数個入りの一口サイズアイスをシェアする 11.7%
ひとりでは量が多いので1個をシェアする 11.3%
1個をひとりで、複数回に分けて食べる 8.3%
価格が高くなったので、1個をシェアする 6.4%
ダイエット中なので1個をシェアする 2.1%

「価格が高くなったので、1個をシェアして食べる」が6.4%。多数派ではありませんが、値上がりが食べ方にまで及んでいることをうかがわせる数字です。


動向6:買い方と選び方は「変わらない」が基本です

購入場所はスーパーが8割超です

購入場所 割合
スーパーマーケット店舗(生協を含む) 83.0%
コンビニエンスストア 51.1%
ディスカウントストア・ドラッグストア 29.3%
アイスクリーム専門店 20.6%
ネットスーパーの宅配 8.8%
自販機 8.0%
ネット通販 1.9%

スーパーが83.0%で圧倒的です。白書は、延べ回答数ベースで前年と比べても大きな変化はみられないとしています。

購入理由は場所によって違います

購入場所 上位の購入理由
スーパー 価格が安い(45.1%)、品揃えが豊富(41.9%)、定番商品がいつもある(32.0%)
コンビニ すぐ買える(38.5%)、新商品がある(32.7%)、限定・オリジナル商品がある(31.2%)
ディスカウント・ドラッグストア 価格が安い(56.3%)、定番商品がいつもある(26.1%)
アイスクリーム専門店 限定・オリジナル商品がある(57.6%)、新商品がある(33.0%)

スーパーは価格と品揃え、コンビニはすぐ買える手軽さと新商品。専門店は限定品が突出しています。買う場所によって、期待されているものがはっきり分かれました。

7割超が「いつも同じもの」を選びます

ブランドの選び方 割合
いつも同じものにする 19.2%
どちらかといえば、いつも同じものにする 55.6%
どちらかといえば、商品を変える 16.1%
商品を変える 9.1%

同じものを選ぶ方が合計74.8%で、いろいろ試す方の25.2%を大きく上回りました。この傾向は2021年以降ほぼ変わっていません。

購入形態も「1個売り」が合計63.4%で、「マルチパック」の20.4%を上回ります。ただし女性層と高年齢層ではマルチパックの割合が比較的高い傾向です。

よく食べる形はカップが過半数です

1位に挙げた割合はカップが58.4%、バー18.0%、モナカ9.9%、コーン8.8%。1〜3位合計ではカップ83.8%、バー55.4%、モナカ50.2%、コーン41.2%となりました。カップは女性で、モナカは男性で比較的高くなっています。


動向7:期待されているのは新フレーバーと低カロリーです

期待するもの 全体 男性 女性
新しいフレーバー(味)のアイス 30.5% 27.0% 34.0%
地域限定や期間限定など限定品のアイス 19.3% 13.6% 25.0%
ローカロリー・低糖のアイス 17.7% 13.6% 21.9%
素朴な復刻版アイス 15.4% 14.9% 16.0%
ガッツリ食べたいときの超ビッグサイズ 14.9% 18.7% 11.0%
贅沢な素材をふんだんに使った超高級アイス 14.4% 14.4% 14.4%

年代で期待が分かれます

新しいフレーバーは10代(40.0%)で最も高く、年代が上がるほど下がります。逆にローカロリー・低糖は70代以上(28.0%)が最高で、「甘くない(甘みを抑えた)アイス」も60代14.5%・70代以上15.0%と高年齢層で高くなりました。

超ビッグサイズは40代(20.5%)や10代(19.5%)で高く、60代(8.0%)や70代以上(7.0%)では低い結果です。

好きなフレーバーはバニラが不動です

順位 フレーバー 1〜3位合計
1位 バニラ 64.3%
2位 チョコレート 49.0%
3位 抹茶 34.6%
4位 ストロベリー 30.9%
5位 クッキー&クリーム 30.6%

バニラ・チョコレート抹茶の上位3つは2018年から8年間変わっていません。季節別に見ると、夏場は「ソーダ味」が2位(16.6%、1位のみ)に上がり、冬場は「チョコレート」「抹茶」「クッキー&クリーム」が高まる傾向です。

新商品を知るきっかけは店頭とテレビです

情報源 全体 10代 70代以上
店頭・店内で実際に商品を見て 41.5% 27.0% 53.5%
テレビコマーシャル 37.1% 20.0% 49.5%
口コミ・SNS 21.4% 41.0% 4.0%

全体では店頭が41.5%で最多ですが、10代では口コミ・SNSが41.0%で1位。70代以上では4.0%まで下がります。年代による差がはっきり出た項目です。


他の資料と突き合わせるとどうでしょうか

アイスクリームは複数の統計で扱われていますが、分類も設問も資料ごとに異なります。並べて確認しておきましょう。

生産側の統計も高い水準を保っています

資料 指標 2025年(令和7年)の値 前年からの変化
アイスクリーム白書2025 食べる機会が増えた/減った 増えた38.2%/減った11.0%
食品産業動態調査 アイスクリームの生産指数(令和2年=100) 112.0 0.1%増(前年並み)

農林水産省の食品産業動態調査では、令和7年のアイスクリームの生産指数は112.0で、対前年比0.1%増。年報の区分では「前年並み」でした。生産量そのものは前年からほとんど動いていません。

いっぽう白書では「食べる機会が増えた」が38.2%を占めます。食い違っているように見えますが、白書が聞いているのは回答者の実感としての機会の増減であり、動態調査が示すのは実際の生産量です。測っているものが違うため、そのまま比べることはできません。

なお生産指数112.0は令和2年比で12%高い水準にあります。同じ調査の菓子部門(95.1)とは17ポイントの開きがあり、水準そのものは高いところで保たれている、と読むこともできるでしょう。食品産業動態調査の中身については生産指数から見た菓子の記事で詳しく取り上げました。

人気ランキングは資料によって順位が変わります

資料 設問の内容 1位 2位 3位
アイスクリーム白書2025 好きなスイーツ(お菓子)の1〜3位合計 アイスクリーム(80.9%) ケーキシュークリーム(59.6%) チョコレート(50.4%)
モンテール スイーツ白書2026 スーパー・コンビニでよく買う洋生菓子 シュークリーム(70.2%) プリン(45.3%) エクレア(40.9%)

前者はスイーツ全般から好きなものを選ぶ設問、後者はスーパー・コンビニの洋生菓子に限った設問です。そもそもモンテールの選択肢にはアイスクリームが入っていません。

どちらかが正しいという話ではなく、聞いていることがそもそも違うということになります。ランキングを引用する際は、設問の内容もあわせて示しておくと誤解を避けられるでしょう。モンテールの調査結果はスーパー・コンビニのスイーツ白書の記事にまとめています。

アイスクリームは統計によって置かれる場所が変わります

資料 アイスクリームの扱い
食品産業動態調査 畜産食料品部門の乳製品として集計
全日本菓子協会 11ジャンルに含まれない
矢野経済研究所 和・洋菓子、デザート類市場の1分野(2024年度までは日本アイスクリーム協会から引用)
日本冷凍食品協会の利用状況調査 提示された21の冷凍食品メニューに含まれていない

アイスは菓子なのか」という問いに、統計は1つの答えを出していません。資料ごとに置かれる場所が違うため、数字を比べる前に分類を確認しておく必要があります。


読むときに気をつけたい3つの点

回答者はアイスを買う人に限られます

冒頭で触れたとおり、対象は2カ月に1回以上アイスを買う人です。「好きなスイーツの1位がアイス」という結果も、この条件のもとでの数字である点を踏まえる必要があります。

業界団体が実施した調査です

アイスクリーム白書2025は、日本アイスクリーム協会がまとめたものです。行政統計とは性格が異なります。数字は公表どおりですが、設問の設計に業界の関心が反映されうる点は意識しておきたいところでしょう。

一部の設問は母数が小さくなっています

「食べるのが減った理由」はn=154、ネット通販での購入理由はn=27など、母数の小さい設問が含まれています。割合だけを取り出して大きく扱うのは避けるのが無難です。


まとめ|アイスクリーム白書2025から見えたこと

読み取れる動向を、あらためて整理しました。

  • 好きなスイーツの1位はアイスクリームで、2018年から8年連続。1〜3位合計は80.9%
  • 10種類のスイーツのうち、食べる機会が増えたのはアイスヨーグルトの2つだけだった
  • 減った理由の1位は「価格が高くなったので」で49.4%
  • 気温25℃を境に、求められるアイスが「濃厚」から「サッパリ」へ入れ替わる
  • いちばんおいしいと感じる気温は30℃(33.6%)で、35℃以上は5.6%にとどまる
  • 酷暑の夏、回数が増えた人が38.6%いる一方、暑くて買いに行けなかった人も9.1%いた
  • 「価格に関係なく買う」が31.7%。8割超が価格に見合う価値を認めている
  • 購入場所はスーパーが83.0%。7割超が「いつも同じもの」を選ぶ

物価が上がるなかでアイスだけが機会を増やした背景には、価格に見合う価値を認める人が8割を超えているという評価の高さがありそうです。ただ、暑ければ暑いほど売れるわけでもなく、35℃を超えるとかき氷飲み物に人が流れていく。気温との関係ひとつをとっても、単純ではない構図が見えてきますね。

好きなスイーツの1位はアイスクリームで80.9%

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この記事を書いた人

【あいさつ】
こんにちは、ゴンザレス美と申します。お菓子ライブラリの運営者です。
お菓子・食品関連業界の事業会社にて新規事業の立ち上げに携わる、お菓子業界の現役従事者です。Webコンテンツ制作・SEO対策・販促物制作・営業活動・食品展示会の出展準備と運営など、業界の事業活動を実務として日々経験しています。

【これまでの経歴】
大学卒業後、外食産業にて店舗運営に従事し、調理・接客・スタッフマネジメント・売上管理など、現場運営の基礎を積みました。その後Web業界へ転身し、SEOコンサルティング会社にてWebライティング・編集・進行管理に携わったのち、美容・健康分野のWebマーケティングを担当。検索意図の読み解きからコンテンツ設計・データ改善までを一貫して経験してきました。
現在はお菓子・食品関連業界に身を置き、新規事業の立ち上げに参画した他、Web制作・SEO記事執筆・販促カタログ制作・営業支援・食品展示会への出展準備と運営など、お菓子・食品業界の事業活動を多面的に経験しています。

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